Saturday, October 23, 2021

Track master racing frame+Yamaha DT250 のはじまりの話

今年の6月にこんなエンジンをヤフオクで買った。

AKO MOTORCLEのアコウさんがね、なんとかなるから買いましょう!アドバイスしますよって。それはそれは心強いことを言うもんだからつい。買って気がついたんだけどこのエンジン21馬力しかない。昔々、これの原型に乗ったことがあるんだけどその時もマッタリしたエンジンだな。って印象しかなかった。そうかあ21馬力だったんだ。でも仮にも250の2サイクルエンジンだ、やりようによっては更なるポテンシャルを発揮するかもしれない。オイルポンプのカバーはプラスチック。発電機のカバーもプラスチック。70年代のエンジン。


こんなMAICOみたいな感じではないけど僕の好きなラジアルフィンだし、
きっとかっこ良くなるだろう。いやかっこよくしなくては。
2サイクルのフラットトラッカーと言えばスペインのブルタコのこれ
アストロだったかな?こんな感じいいよね。
僕はさすがにこれ以上増車はできないので今ある車体からエンジンを下ろして2サイクルに積み替えることにする。

ドナーはこれである。小さな車体にパンパンのエンジン。もっと乗りこなせるようになりたくていろいろあったのだけど、このエンジンは僕が前から乗っていた別のバイクからの借り物でそっちを直したくてこれはもともと下ろす気でいたんだ。
そもそもこのフレームは2サイクルエンジンが積まれていたこともあり、今回DT250のエンジンを積みたくなったのだ。それに、もしかしてこれで調子良かったらRT360やDT400のエンジンだって積めるじゃん。そしてそのための工具や部品もこつこつ集め始めたのだ。
 
これは赤いトラックマスターとほとんど同じタンク
しかし海外製FRPタンクの悲しさ、左右どちらかに宿命的に曲がっていて、僕のトラックマスターに比べると圧倒的に重い!でも塗装もしたいしこれを使おうと思う。

万力に挟むタイプのベンダーと三本ローラーこれは友達のビルダーに譲ってもらった。
前から欲しかったんだけど、うちでチャンバー作るにはこれが絶対必要。


同時にこのへんのいい工具も手に入れて、ついに溶接機もTIGを購入。
さらに油圧プレスと巨大なイングリッシュホイールも。
僕はどこへ行くのか…


 

 
話を戻そう、今度作りたいのはこういうエンジンとタンクの間がスカスカな2サイクル。この隙間は大きければ大きいほど、小さめのイルカならくぐり抜けられそうなくらいが理想。

いいね、この感じ。フェンダーはアルミがいいかな。



エンジンの健康診断の結果はやや吹き抜けがあるものの、
クランクシールと回転部分のシールを交換したらしばらくはこのまま行けるでしょうとのこと
やったぜ。


ワッシャの帰る場所がわからなくなってアコウさんにおしえてもらったりしながら作業は進む。エンジンの上が汚いのでこれはどうしようかと思ってたら
サンドブラストまでやってきた。いや、本当にバイク屋さんを始められそうなくらい道具が増えてきているのだ。




今日のまめ知識
スタンドの最後、グリップのところがちょっと持ち上がっているのは、 
まっすぐだとグリップを持つ手の指が地面に挟まれてすごく痛いから。

ヤマハ2サイクルのフラットトラックと言えばこの人
現在は大阪に住んでいて日本語ペラペラとかそうじゃないとか…


シートカウルも捨てがたいなあ 
僕は悩みつつ続く…

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