Wednesday, December 26, 2012

横浜ホットロッドカスタムショー2012 YOKOHAMA 33


だらだらと間にいろんなネタを挟みつつ、ホットロッドショーが最終回です。

ショーは終わったが、バイクを改造すること、その手法や考え方について熱く語る男達。
本当に濃密な話で、これだけで本が書けそうなくらい。
真剣に語り合ういい時間だったな。

場所を煙草が吸える外に移して、一服しながらさらに話は続く…
周りにいたみんなもだんだん集まって来た。
みんなでかなり長い事ここにいたんじゃないか。
雨も降って来て寒かったけど
野郎どもは熱かった。

そして解散、
ひとり、また一人とそれぞれの日常に戻って行く。
金ちゃんまたね!

ほんのしばらく前まで会った事もなかったヤツラと
もう何年来の仲間みたいに話をする。
不思議なんだなあ。

日曜日はずっと工場長と話してたなあ。
駐車場も会場も一緒に回って、
いろんなバイクや技術のことに詳しいんだ。

そして、みんなに憂鬱だった積み込みを手伝ってもらって、
あっという間に撤収完了。
ススで汚れたレンガやブロックも寄ってたかってどんどん積んでくれたんだ。
雨からテーブルを保護するビニールまでもらって、
本当に感謝してもしきれない。


http://inuchopper.blogspot.jp/2012/12/yokohama-30.html彼とも会うのはまだ2回目。


そしてこの男
去年の横浜で「来年はそれぞれのバイクを持って来よう!」と約束したんだ。


今回、いぬちょ号はやりかけスペシャル
奥本号はまだ少しの作業を残してたけど、
これでまた来年に会う楽しみが増えたってもんだ。





頼りになるみんなのアニキ、赤間さん
おかしいと思うところはズバッと指摘するけど
いつも穏やかで優しい兄貴分。

今回一緒に会場が回れなかったのがおおいに心残りな
次回は手ブレ補正かけて一緒に見物して回ろう!
絵になるわこの男


外は凍てつく冬の雨


みなさんTシャツ、タイマーカバー、犬エンブレム、お買い上げありがとうございました。
これからもいろんな部品作りにチャレンジしていきます。


番長!生ビールごちそうさまでした。
クルマだったので午前中しか飲めなかったけど…


記念撮影
もっとたくさんいる時に撮っておけば良かった…





どっちもいい写真で選びきれなかったので
2枚とも載せます。

YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2012
これにておしまい

またやろう!!




Tuesday, December 25, 2012

写真を頂きました。

福島県のSさんからTシャツの注文があり、シャツにステッカーを同封したところ、
犬ステッカーを貼った愛機の写真を送って頂きました。
アングルフレームのアイアンスポーツ、XLCHかな?

XLCHの細身のオイルタンクに犬ステッカーが!

Sさん、夏になったらオッパイT着てアイアンで流してください!
ありがとうございました。

時々皆さんから頂く写真やメールにはとても励まされます。



なぜ売れるのか、作ってる本人にもさっぱりわからないけど、
大人気のオッパイTシャツ。
ついに在庫はSサイズ2枚だけになってしまいました。
そろそろ追加を作らなきゃです。
買って下さったみなさん、本当にありがとうございました!



みんなの好みのオッパイを探して下さい。


Saturday, December 22, 2012

横浜ホットロッドカスタムショー2012 YOKOHAMA 32

更新サボってました。
携帯買ったら、今までのアドレスブックが何も使えなくなったとか、
仕事の直しが何発も来たとか、いろんな理由はあるんですが、サボってました。
ごめんなさい。

一応、ブログをやる自分のルールとして
一ヶ月に30回以上は更新しようと思ってるんだ。
こないだの横浜でも「ブログもっとマメに更新してください!」って何人かの人に言われたんです。
数人が言うってことがみんながそう思ってるってことで、
ごめん。
これからまたがんばります!

しかしながら、特別に面白い事書いてる訳じゃないし、
知識もなく、発展途上のチョッパーのことを発表してるこんな、
小学生性生活みたいな絵日記で本当にごめん、そしてありがとう。

さて、気を取り直して
続きを書くよ。


これ、手作業でフルスクラッチしたナックル。
なんと全てが純銀!



まあ余計なことは言わないのでよく見て下さい。
となりに煙草の箱を置いてみました。

このチェーンも一コマづつ作られてて
ちゃんとじゃらじゃら動くんだ。

スプリンガーも忠実に再現

木型作ってると思うけど、
シンプルな丸とか、四角って手作業で作るの大変なんだ。


スリックタイヤ
フィンも細かいなあ

持たせてもらったらずっしりくる。


ほら、チェーンが動く感じわかるかな?
こちら側もいい。



シリンダーとケースとプライマリーカバーも全部別部品だったはず。
前は小さなピストンが入ってるエンジン作ってたな。
組み立てたら誰も見えないこだわり。


リンカートの形見たらすぐにわかるでしょう?







自分の愛車を正確にペンダントにしてくれたり、
歴代のハーレーのエンジンを
ペンダントトップにして、そこに付けるキャブレターやエアクリーナーも
カスタムで取り付けしてくれる。

7th-Heaven Art Jewelry



すごいよこれは。




Thursday, December 20, 2012

横浜ホットロッドカスタムショー2012 YOKOHAMA 31

さて、楽しかったホットロッドショーもそろそろおしまいが
近づいて来ました。
今回は自分のブースにいる時間が長かったので
1000枚撮れたかどうか…
本当は全部の車両をなめ回すように撮りたい、
そして自分の映像ライブラリを作りたいんだけど

でも、ブースに来てくれる人と話ができたのが
自分にとっては一番楽しくて大きな収穫でした。

写真撮ってたら話しかけてくれる人や、行き会うと挨拶してくれる人
初対面の人に声かけるのって
それなりにテンションが必要なことなのに
みなさんありがとうございました。

僕は人見知りなので、会話のきっかけは
友達につくってもらったステッカーを
おずおずと差し出すところから。
これは大いに役立ちました。
はっとりさんありがとね!


駐車場でこんな車発見!
スバルブラッドブラット 
スペルがBRATだもんね

そういえばこんなシート付いてたなあ


これはいい!
ホイールもいい
エンケイバハかな?
心の中ではこんなイメージ
駐車場犬ピックだな


バイクはこれ
ブラッドブラットスタイルでしたごめんなさい
だと思う。


フロントはフォークジョイントで伸ばしてる
リアは長めのサス。
ツインショックで変な転び方すると
リアのインナーが曲がっちゃうんだよねえ


セキュリティも万全


SRはシリンダーとかきれいな形してるんだ


Wednesday, December 19, 2012

横浜ホットロッドカスタムショー2012 YOKOHAMA 30

さて、今回僕が注目してたのはこの車両
ネットで知り合って作っているところは見ていたのですが、
丁寧で几帳面な仕事ぶり、斬新なアイデア。
ブレーキレバーをアルミの板から手とサンダーで削り出すバイタリティ。
そして車両のシルエット。
どこを取ってもやられた感満載。
ものすごく刺激を与えてくれたバイクです。

気づかなかった人もいると思うけど、それだけシックで玄人好みの改造なんだ。
ぱっと見たら普通のエボスポーツ。でもオイルタンクやショックの取り付け位置を見たらわかる。
こいつはリアのフレームを一度切って短くしてるんだ。


フロントは35ナロー
アンダーブラケットにタブを溶接してフォークカバーを装着


ライトのステーまできっちり作って
それをバイザーの内側にすっかり隠してる。


ステップブロガーとしては
この国産オフロード車のタンデムステップ改のペグと
鉄板から切り出してギザギザをサンダーで作ったこのブレーキペダルにも注目した。
すごく内側に追い込んでるのに
恐ろしく自然。
全くの個人だよ。

マフラーも自作してメッキに出してる。
このライン見て下さい。
ノーマルと比べたらわかる。
あの雰囲気を壊さず、10000倍くらいスマート。
子供っぽさゼロ。

素敵な踊り子さんみたいな帽子のこの人も撮ってます。

この帽子よく見るとネコの顔になってる!

サブフレームは前後と幅、両方を詰めてるので
アイアン用リアフェンダーをさらに幅詰めしてある。

リアのストラットはアイアン用を短くしてる

シートマウントも新設

タンクも大きさを詰めてる。


やや背が高いコロンとしたシルエットのタンク

シートは鎌倉のあのお店
手縫いの本革

こういうキャップをどこから見つけて来るんだ

キャップの位置だって自分で決めるのは大変なんだぜ

反核ステカ!リアマフラーも自然
自然すぎて気がつかないくらい内側に追い込んである

さらにデュオテールまで幅詰め
ライトのリングもレンズも幅詰めてメッキは自家ニッケルメッキ

詰まってるなあ

食い入るように見てる

撮ってるなあ

ブレーキのギザギザ撮ってる。




これは先にやられた!
ステップのメッキをはがしてパーカ処理してある。
シフトも黒仕上げ

う〜〜ん
こういうの見るとともかく焦る






マウントだって作り直してる。
コックもここしかないって位置。

製作者のAKOさんが並べてみたいと言ってくれたので
不肖いぬちょ号と並べてみる。


あああ…
でもけっこう似てる所もあるんだぜ
前が35とか
リアサスが前に来てると事か、タイヤも同じの履いてる。
どっちもBキャブだし。
ちょっとオレのタンク前にずれてきちゃってたなあ
まだ固定してないんです。

ショックの角度が違うか。
ハンドルも雰囲気が近い…

でもこっちの方がぜんぜんきれい

テールが小さいのわかるでしょう
夫婦で犬の鋳物とTシャツを買ってくれました。


普段自分が乗ってるバイクが好きな気持ち。
でも、ちょっとここが変わればもっと好きになるだろう。
そんな自分のイメージにとことん忠実な人が世間にいる。

気になるポイントを人間の女の子にいちいち言って
直してもらってたらどうなの
ちょっと胸を大きくしてくれよ。
爪は長くしてくれ。
髪はもっと短く!
少し鼻の幅を詰めて…
見た目だけじゃない
もっとキビキビして
口元に笑みを絶やさず
怒る時はすこし口を尖らせておくれ

こんなつまらぬ、しかし重要なリクエストばかりしてたら

君が大富豪か、素晴らしいドS調教師でもない限り

彼女はあっという間に
君のもとを去るだろう



でもバイクは違うぜ。
自分が手をかけてやれば
換えた部品は誰かが元に戻すまでずっとそのままだ。
うっかり取り付けた下らないジュースホルダや、
とりあえず巻いた安物時計も
みんなそのままだけどね。

バイクを愛して、シルエットや部品を吟味して
手をかけてやって
もっと愛せる形にするのは
すごく楽しい。
眺めるだけじゃない。
それに乗って遠くまで行けるし、
降りて何歩か歩いたら、必ず振り返ってみたくなる。

どんな優れた工業製品も、自分自身にとって100%ってことはないはず。
このブランドなら何が出てきても受け入れるっていうのは

君がそのプロダクトの奴隷になってるってこと。
自分の美意識より誰かが作った物の方が優先になってる奴隷だ。

自分の美しさの基準や、
かっこいいと思うものは何かを
考えて、突き詰めて
実際に手を動かして、
作った、
僕はそういうバイクに
心を動かされる。