Sunday, July 16, 2017

やっぱ文章書かないとだね

今はマービスタガレージにいる。
HBJの編集部ね。これからカフェになる店舗部分で、道路に背を向けて原稿書いたりインタビューの記事をまとめたりね。
店舗にはカーテンがないから僕と犬の姿は道路から丸見え。

昨日はこの近所に住んでるフォトグラファーでデザイナーの人がわざわざスライドガールシャツを買いに来てくれたんだ。
実はお財布忘れちゃってさ、正確には財布にお金入れて来るの忘れてて、ご飯は全部iPhoneで買ってたから本当に助かっちゃった。
彼が帰る時に「犬さんの文章大好きです!」って言ってくれたんだ。
そうだ、最近広告みたいなことばっか書いてちゃんと文章書いてなかった、ゴメン。
神戸のニューオーダーでも「最近犬ブログの更新が多いから楽しみです」って言ってくれる人が何人かいた。
僕のシャツやシールを買ってもらえるってのは別に僕の絵がすごいとか、シールが素晴らしいからじゃなくて、こういうところに誰にも頼まれない事を書いたりいろんなチャレンジしてることに対する応援っていうかサポートTシャツみたいなものなんだなって本当にそう思う。
文章だって実際は全然うまくはない。
国語の授業は中学でさっさと中退して授業中は自分が読みたい本ばっかり読んでた。
ただ朝から晩までたくさん読んだ本がなにかしら僕に影響を及ぼしているかもしれないけどさ。
ガッコがイヤなみんなも、会社行くのががいやな君もなんとやり過ごしながら自分のやりたいことを見つけたら人生はきっと楽しくなる。友達なんていらないぜ。
そりゃいたらいたで楽しいけど、自分と遊べるなら友達は特にいらないよ。
音楽をかけるってことは例えばレイチャールズが、その間僕のために歌ってくれてるってことじゃん。音楽をかけて好きなことに没頭して気が付いたら朝が来てるなんて
この世で最高の贅沢だと思うよ。
ここ10年くらい、ハーレーに乗るようになってから僕は夜中に海に行ったり冬の寒い時期に高速で遠くまで走って帰って来たりするような、純粋に平たいところを走る楽しさを知るようになった。



それまでは遠くに行くときはトラックの荷台にバイクを積んで音楽かけながら移動して、現地で着替えてバイクに乗って帰りも短パンでのんびり戻るようなことしてたんだ。

もっともっと前はアメリカでバイク買ってメキシコまでツーリングしたり、名古屋や大阪、東北までツーリングもしたけど、今も昔も1人で走ってる間に考えることは全然変わらない。
それは何か?と訊かれたらズバリ
「煩悩」であり「雑念」である。
過去の出来事やカッコ悪い自分の言動を思い出したりして時々「うわーっ」とか叫びながら走ってる。最近は図々しくなったのか、恥ずかしいことをしてもそんなにナイーブに感じなくなっちゃったのかもしれないけど。
戻って来ない過去に思いを馳せる時、人はとてつもなく恥ずかしいのである。

一山越えて素晴らしい景色が目の前に広がった時、雑念は一瞬で消し飛んで高揚する。
なんか釣りしてて魚がかかった瞬間みたいなものかもしれないね。







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