Friday, November 13, 2015

スポーツスターのボルトオンハードテールを自宅で作る方法 その8

うちのパブロフ
訳あって家に来た猟犬
いつも僕のそばにピタリと張り付いて片時も離れない。
英語ではGray Ghost
灰色の幽霊って言われるくらい
影みたいにそばにいる。
作業のときは音もデカいし溶接やサンダーの火花が散るので少し離れたソファから
じっと僕を監視している。
遅くまでやってると
自分で鼻を使って窓を開けて様子を見にくるんだ。
そして立ってこっちを見ている。

「いつまでやってるの?」って言ってるんだ。
犬と僕は声は出さないけど四六時中会話してる。

例えば、部屋で仕事してると外で音がする。

あれ、誰か来た?
うん、あれは郵便の音。
お昼ごはんまだ?
まだ。

とかそんな感じ。
子供の頃にドリトル先生読んだかい?
エディー・マーフィーの映画じゃないぜ。
ドリトル先生によれば
犬も他の動物も身体のいろんな場所を使って実に様々な情報を伝えて来るんだ。
それは本当によくわかる。

「もの言わぬ動物」なんて表現を見ると
おいおい、お前の目は節穴か?って思っちゃうぜ。
動物達はいつもすごくたくさん話しかけて来てるよ。
ただ、どこか痛いときや具合が悪い時は細かい話ができないから本当に切ない。
自分に腹が立つくらいもどかしい。

以前一緒に暮らしてたナツはさ、車に乗ってる間中いろいろ話しかけて来るんだ。
あと腕にアゴを載せたいもんだから、なんとかして手で引き寄せたり
寄っかかりながらなし崩し的にアゴを載せたり
どこからかパン工場や魚を焼くいいにおいがすると
鼻をうごめかせて僕の顔をじっと見る
何の匂いかわかる?って聞くと
首をちょっと傾げたりしてさ。

犬の話し声が聞こえるようになったらちょっとヤバいかもね。

さて、今日はリアフェンダーのステーの続き。


ハードテールのここにステーを真っすぐ垂直に取り付けたかったんだけど
ここはどう考えても斜めがいい感じ。
まっすぐ力を受け止めるなら斜めにしたいと思うんだけど。
実際どうなのかな

そもそも僕は改造のほとんどを写真と想像を元に作ってるからかなり不安なのである。
Kフレームのアイアンにシートポストが2本あるなんて
フレームを買うまで知らなかった。
作業中どうしてもわからなくなって、本物のアイアンが見たくて、車で1時間半かけて
川崎のイーストアーバンの前まで行って、そこで店の前に停まってるバイクを
じっと眺めて帰ったことだってある。
なんでそうしたかって、そこしか間違いなくアイアンスポーツがあるところが思いつかなかったから。

ハーレーに関する友達も知り合いも誰もいなかったんだ。
少しの本やインターネットには自分が欲しい写真も細部もなにも出てなくて
全体と7:3の角度でカッコ良く撮った写真とちょっとした細部しか出ていない。


それで自分のアーカイブとしてどこからでも見られる自分の資料として
ブログを始めたんだ。
それがもう2000記事をとっくに超えて
2460000PVも行ってるなんてちょっと信じられないな。





ステーの角度については少し検討しよう。

ステーを仮止めして、昨日のFXのフロントじゃない方をあてがってみる。
こっちはもっと全然丸い。
リブはないんだけど幅も広いからモトクロスタイヤやもっとデカいタイヤを履いてもクリアランスに余裕がある。
チェーンの引きは今一番前だからそのあたりもよく考慮しなくてはいけない。
上の写真だと少し隙間が少ない。
チョッパー作ってるんじゃないし、
すぐに泥が詰まるイメージ

いや、よく考えたら泥なんて詰まりませんがね。

このくらいが好みだな。
下の写真、打ち捨てられていた八木アンテナのステーが
立派なステーになりそうな予感がして来ないか?



フェンダーの前側はグロメットとカラーを使ってラバーマウントにする。
ネジ箱が雨に打たれて真っ赤に錆びちゃったけど
状態のいいゴムのグロメットを発見。
マウントについては後日また説明しよう。

こういうのをストックしておくとすぐ使えるから便利
しかしガラクタは増えてしまうのである。

もう配線つないだらエンジンかけられる感じじゃん!

おっと、右側のステップを作らなくちゃ。
実は山で一人合宿作業してるからすごく寒いんだ。
今は夜11時、外は多分氷点下だな。

次回はなにやろうか?
ちょっと飛ばして合宿の様子でも見せたいけど
何を書くは明日のお楽しみ。





No comments:

Post a Comment