キック一発でエンジン始動、セルはちょっとバッテリーが弱いが
走りは問題なし
リアのリンク周りも、ステアリングヘッドもグリス入れ替えしてスムーズな動き。
ハーネスも別の車両から移植した。
外装は敢えて津波以前のまま、目立つサビは軽く落として、グリスを塗り込んだ。
黄色いフォークブーツの中にはヘドロがびっしり詰まっていたが、中をよく洗って再度組み付け。
各部にグリスを塗って、ネジ類は洗ってタップを通して可動部にはオイルを差して
また組み立てた。
調子が悪い部分について同じセローを持っている友達に問い合わせたら、その都度ストックしているパーツや情報を送ってくれた。
ありがとう。
そしてシートは、重油まみれでどんなに洗っても茶色いシミが取れなくなっていたし
ウレタンの中まで海水が滲みてじっとり重くなって絶望的な気分になっていたのだが、
シートのプロが引き受けてくれた。
レザーをはがして、大きな水槽で中に入った塩と砂を丹念に押し出し洗いしてから
脱水機で脱水をして乾燥させてくれたという。
レザーは座面が滑り止め、サイドが鮮やかなブルー。
ありがとう！きっとすごく喜びます。
試乗を繰り返し、おそらく被災前よりは格段に調子が良くなったであろうことを確信した。
今日、現地に向けて出発予定。
皆さん、ご協力ありがとうございました。
No comments:
Post a Comment