Saturday, November 26, 2011

リアフェンダー作り直し

さて、全て片付いたかのように思えたリアフェンダー問題。
やはりまだくすぶっていた。
シルエットは純正タイプでいくのは、これで決定!

しかしこいつは塗装バリバリ、錆も出てるし
磨いてきれいにして…って考えるとあまりにも大変。
友達には「こういう汚い作りでそのまま行くのかと思った」って言われるし…

このバイク、本人も時々忘れてるけど最後はきちんと塗装までやってきれいに仕上げるんです。

それに最終的にはスカート部を復活させたいと思ってた。
正式にはなんて言うのかわからないけど、この手で押さえてる部分。
シーシーバーとストラットの端部の処理だってこれで終わりじゃねえ!って思いながら乗ってるんです。
タイヤに沿った丸い輪郭は嫌いじゃないけど、
いかにも切りました、って風情が気に入らず、純正っぽい雰囲気を残したい気持ちもある。
まあ、このへんは
「やってみなきゃあ、わからない」by宝田明
ってことで、切る前には12回くらい考えたんだけど、やっぱり揺れ動く男心。


さて、リアフェンダーはこの形をベースにして作る。
これもいろいろ悩んだんだけど、今度はフェンダー後端がちょっと跳ね上がってるのがやってみたかった。

さらにランプの穴が開いてないタイプで、となると、この形に決定。
取り寄せようと思った。

今1ドルが78円
だいたいこいつは95ドルくらい

78×95=7400円位で買えるイメージなんだけど
でも、店で取り寄せると、送料や手数料なんだかんだでどこでも12000円くらい。
で、新品で買ってもすぐに切っちゃうフェンダーだし…

かといってさびさび穴だらけを買ってまた仕上げるのも難儀だし。

そしたら、こんなものが出てた。
値段もほとんど現地価格、即買いに行ってきた。

そりゃ純正に比べたらペラペラだし、
形も甘いし、
仕上げなんてもう手が切れそうなエッジなんだけど、それはVツインだってそんなに変わらない。

何よりこれを自分で7400円じゃ絶対作れない。
パテを入れて仕上げるベースとしてなら十分な品質。

鋭すぎる角をさらって、あっという間に錆び始めるので、とりあえず油を拭き取ってからプライマー代わりにミッチャクロンを吹いておいた。


フェンダーとは言え、人が乗る部分だし、いかにも振動で割れそうな厚みなので裏には何カ所か鉄のフラットバーを溶接する。





もちろんステーの受けにも、純正スポーツで使ってたパーツのアールを合わせて
溶接する。

こんな感じ。

もう一個作らないと。
「キ」の字に補強しようかなあ。

長さはこんなにいらないから良いところで切って、
一番前側はこれも純正から切り落として取ってあった部分を付ける予定。


純正はちゃんと補強の意味で二重になってる。


スカートの位置を考える。


スカートは今付いてるアイアンのフェンダーから切り取った残りを大事に取っておいた。
つーのはウソで、こないだ鉄屑に出し忘れていたのが左右残ってた!
なければ作り直すところだった。








最後の跳ね上がったこことラウンドした輪郭との段差が気になるので、
この辺か…
このスカートが付くだけで、一気に純正みたいな上品なシルエットになると思わないか?
上品ってのはウソだけど、いかにも切りました、って感じは薄まると思うんだけどな。

よく見ると跳ね上がってるところのアールも微妙だなあ
これはパテで修正予定。



あとは車両と合わせてきめる!

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