あるハーレー雑誌のタイアップの記事で背景に使いたいから3日後にハーレーを貸して欲しいと頼まれた。
直接頼んで来たのは長年付き合いのあるフリーランスのライターの人。
この人はいつも誠実な仕事ぶりで、どんな記事でも確認を怠らず、手配その他もとても丁寧できめが細かい。
フリーでこんなに手をかけたら仕事にならないんじゃないか、ってくらい周りのフォローきちんとやる。
もちろん見た目は大したことない愛機ですが、役に立てるならと車体を預けてある工場まで高速道路で取りに行って来た。
その途端に連絡があってその記事はナシになったとのこと。
理由は時間がないから。
そもそも昨日の時点で時間がないのはわかっていたはず。
聞けば、中止になったので場所の手配やモデルの手配、単車の手配までしていたライターの人にはギャラは支払われないと言う。
こういう手配ってすごく時間や手間がかかるし、丁寧な人だから気も使う。
そういう人に仕事を頼んでおいて「仕事はなくなったからさようなら」ってのはどうかと思う。
そんなルーズな仕事が積もり積もって、今の雑誌の低迷を招いたんだと、心から思う。
雑誌買わないもんなあ。
たった一枚でも、手元に置いておきたい写真があれば、一冊まるごと買っていたのに、
どうしてこんなに魅力なくなっちゃったのかな?
書いてる人がバイクが好きじゃなければ、本だって面白いわけがない。
雨がやんだし、バイクも帰って来たから
明日は乗ろう!
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