Friday, April 26, 2013

明日から連休! 誇り高く生きると言うこと。



今日もここをポチッ!として音楽を流しながら読んでください。



みんなは明日から連休なんだって?
それは素晴らしい!
連休ってあれだろ?
彼女とハワイに行って、サーフィンして、ハーレー借りて乗り回して
夜はうまいもの食って酒飲んで当然のようにエロいことするんだろ?

ツーリングもいいなあ。
高速道路で一気にワープして
バイク友達と一緒に森を越えて谷を渡って沢を遡って、夜はキャンプで焚き火。
冷える山で焚き火を囲んで問わず語りに始まる正直ナイト!
燃える火は人を正直にさせるって言うからな。


先月くらいまでは無限の可能性に溢れてた連休、だんだん尻に火がついて来て
遊んでばっかりもいられないっていう現実を突きつけられて来たけど
俺は負けないのだ!

僕はこの休みは半分仕事して
残りの半分はバイク作るよ。ちょっと億劫でやりたくなかった首回りに手を出す予定なんだ。
それと、これは売り物じゃなくて超個人用に作る予定の
インターナルスロットルとフロントサスの作戦会議もやる。
完成したら見せるけど、この部品ははかっこ良いいよ〜。

少し長い休みがある時はだいたいは山に行く。
特に何をする訳じゃないけど、毎日うんと早起きして
薪割ったり焚き火したり大工仕事して、
隙をみてバイクで山行ってイノシシの道を走らせてもらって、
日が暮れ来る頃にはクタクタになって戻って来て、
簡単だけどちょっと贅沢に肉かなんか焼いてみるんだけど
あんまり疲れてるもんだから、
まるで2歳くらいの子供みたいに晩飯食べながらこっくりこっくり寝ちゃうような
そんな生活をしに行くんだ。

近所には一人で家を作ってる友達がいるからそこに行って仕事を邪魔しながら
コーヒー飲んでさ。

普段は東京で一日中座って仕事してるから
朝から晩まで生きるために動き回る暮らしに憧れてるんだ。
食事も家も自分で作って、そのために身体を動かして
それこそフルライフだと思う。

以前は東京は借家で、山の家はなぜか自分のものだったんだ。
だから山に来ると自分の家に戻って来たような気がした。

でも、東京にいる時が仮の暮らしだとは思わなかったし、今でも思わないようにしている。
仕事がうまく行かなくて、どうしても別の仕事をやっていた時も
これは仮の姿…とは思わないように心がけて、いつも全力で仕事するようにしてた。
きれいごとかもしれないけど、それにはこんな訳がある。


故郷の島で起きた民族紛争から命からがらラバウル(だったっけかな?)に逃れてきた男がいて、
そのラバウルでも火山の噴火が起きて住んでいた街が全滅してしまう。

家族とともにジャングルに逃げ込んで、仮設の小屋を建て、雨水を飲んで焚き火で調理して暮らしてる彼が、僕の友達に向かって言うんだ。

「仮の人生がないように、仮の生活なんてない。ここでの生活は私の人生そのもので、リアルライフなんだよ。」
まあちょっとは違う部分があるかもしれないけど、だいたいこんな感じのことを言うわけさ。

これは友達が書いた道具学って本に書いてあるエピソードなんだけど、その友達の語り口が文章に表れてて、不覚にもカッコいい…って思っちゃうのがちょっと悔しいんだな。

だからどんな暮らしをしてても、どんな仕事をしてても、それが自分の人生そのもの。

誇り高く生きよう!




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