ダカールラリーに出場するマシンを見る機会を得た。
ゼッケン339がこの二人が乗るマシン
著名人と個人的な交遊を自慢するわけなんだけど、この男、もう20年来のバイク仲間。
使用済みの天ぷら油を精製してレースで使うらしい。
廃油の再利用はエコかも知れないけど、その油を地球の裏側まで運ぶ。
これもひとつの実験なんでしょうか。
見事ですねえ。
こんなデモ走行も披露してくれた。
ド〜〜〜ンとジャンプ。
狭い林間コースをすごい勢いで駆け抜けるマシン。
車内には消火器と緊急脱出ハンマー。
ともかくこういうパーツに弱いんだ。
何日も固定されたポジションで運転するため、バケットシートに入れるクッションは特別製を使う。
シートはもちろんリクライニングなんかしない。スライドもしない。
このたくさんある穴の一番いい位置に固定。
ステーはアルミ。
僕は、さらにこういうディテールにも滅法弱い。
これがレーシングマシンなんだ。
タイヤ交換用のレンチは鉄製のクリップで固定してある。
素早くナットが回せるようにグリップはフリーでくるくる回る。
正面の4枚はザラザラしたFRPで出来た砂地脱出用のサンドラダー。
奥に長く刺さってる。
手前はアルミのスコップ。
グリップのセンターに穴が開いてて、ピンで固定するようになってる。
ピンを抜けばすぐに取り外せる。
アルミのレンチは紛失しないように、マジックテープで固定。
こういうステーもよく出来てる。
リアゲートはボンピンで留める。
荷台にはブレーキホースやパーツ類が。
内装も全てはぎ取られた車は、もちろんエアコンなんかある訳もなく、快適さを犠牲にして、速く走るために作られてる。
こういうマシンにはホットロッドやレーサー、
チョッパーと共通する何かがあると思っている。
作業灯も。
センターのオレンジのラッシングにはスペアタイヤが4本固定できる。
今年も活躍が楽しみです。
正月の楽しみなんだ。
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