Sunday, December 18, 2011

DAKAR 2012 Rally Machine

ダカールラリーに出場するマシンを見る機会を得た。

ゼッケン339がこの二人が乗るマシン
著名人と個人的な交遊を自慢するわけなんだけど、この男、もう20年来のバイク仲間。

使用済みの天ぷら油を精製してレースで使うらしい。
廃油の再利用はエコかも知れないけど、その油を地球の裏側まで運ぶ。
これもひとつの実験なんでしょうか。
見事ですねえ。


こんなデモ走行も披露してくれた。

ド〜〜〜ンとジャンプ。


狭い林間コースをすごい勢いで駆け抜けるマシン。



車内には消火器と緊急脱出ハンマー。
ともかくこういうパーツに弱いんだ。

何日も固定されたポジションで運転するため、バケットシートに入れるクッションは特別製を使う。

シートはもちろんリクライニングなんかしない。スライドもしない。
このたくさんある穴の一番いい位置に固定。
ステーはアルミ。
僕は、さらにこういうディテールにも滅法弱い。
これがレーシングマシンなんだ。

タイヤ交換用のレンチは鉄製のクリップで固定してある。
素早くナットが回せるようにグリップはフリーでくるくる回る。

正面の4枚はザラザラしたFRPで出来た砂地脱出用のサンドラダー。
奥に長く刺さってる。

手前はアルミのスコップ。
グリップのセンターに穴が開いてて、ピンで固定するようになってる。
ピンを抜けばすぐに取り外せる。


アルミのレンチは紛失しないように、マジックテープで固定。

こういうステーもよく出来てる。

リアゲートはボンピンで留める。








荷台にはブレーキホースやパーツ類が。
内装も全てはぎ取られた車は、もちろんエアコンなんかある訳もなく、快適さを犠牲にして、速く走るために作られてる。
こういうマシンにはホットロッドやレーサー、
チョッパーと共通する何かがあると思っている。

作業灯も。

センターのオレンジのラッシングにはスペアタイヤが4本固定できる。



今年も活躍が楽しみです。
正月の楽しみなんだ。


No comments:

Post a Comment