シート作りは難しい。
特に難しいのは立体であるウレタンから
型紙を起こして平面の革を立体にするところ。
ここが「キモ」といってもいいかもしれない。
形通りに型紙にしても、革の伸びやウレタンの潰れ具合、反発力の加減で
きれいに張れてくれない。
シート表皮は「貼る」んじゃなくて「張る」んだって
友達のシート屋さんが教えてくれた。
今回は材料のことやウレタンの整形の仕方、道具について、縫い方のこと、本当に親切にいろいろ教えてもらった。
きっとこんな面倒なら、無駄なことしないで自分のところでやらせなさい!って
喉元まで出かかってたと思う。
本当にありがたいことです。
作り始めたら、話に聞いてイメージするのと、実際に手を動かすのとは大違いで難しいことだらけだった。
でも、わかったこともたくさんあった。
ありがちなあまり好みじゃないデザインが、なんでたくさん出回ってるかというと、
工業製品である以上、張りやすさ、きれいに見える条件というを考慮しなくてはいけないからだ。
だから小さな規模で職人さんが作っているシートはデザインの自由度が高くて
自分で技術を持ってるところはすばらしいシートが作れるんだ。
さて、このかっこ良くないシートをこのまま終わらせる訳には行かない!
作ってる時はこれだけ一生懸命作ってるんだから
すこしぐらいかっこわるくても気にならんだろう
と思っていたが、それはノー!!だった。
かっこわるいって自分でわかってるくらいなら使わない方がいいに
決まってる。
とうことで、形状と表皮の縫い方を変更して
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