Monday, September 23, 2013

シートを作る。

さて、週末に向けて急ピッチで進んでいますが、
決して完成した状態では持って行けないけど

組みに出してるスポークと、フロントが間に合えば全体像はわかるかな?



今日はシートベースの話。
自分でシートベースを作るのはこれで3個目で
みんなアルミ。
なぜならうちにアルミの板があったから。
アルミはくねくね柔らかいイメージがあるけど、
叩いてるとだんだん硬くなるし、箱形に折り目を入れて行くとかなりしっかりして来る。
まずは輪郭で切ってリアフェンダーの所を逃がしてやる。




ただの板を切っただけの平たいベースを、ここにしかハマらない!って位置まで
合わせて行く。フェンダーのアールとシートベースのアールが揃うように
叩いたりモンキーレンチの先で挟んで少しずつ曲げたり
ここも他のほとんどの作業と同じで、根気のいるメンドクサイ作業。




タンクも少しフレームに食わせてるので、
シートもラインが揃うように少し埋めてやる。

この辺は左右対称だけ気をつけて大雑把にバンバン折っていく



そうやって面だけを気にしていると、だんだんヘリが真っ直ぐになって
フェンダーのアールと合わなくなってくる


ここでちょっと脱線。
リアフェンダーをきちんと固定しないと
シートの位置は決まらない。
これ当たり前。
初めはフレームに当たるくらい前に寄せていたんだけど、
それだと、少しでもチェーンを引いてタイヤが下がると
カッコ悪くなっちゃう。
そこで少しだけフェンダーを後ろに移動、位置を同心円状にタイヤから離して
少々のチェーン調整でも見た目の印象が大幅に変わらないようにした。
この辺のさじ加減と言うか、精度は
各自によって違うと思う。
僕は普通に使えるバイクにしたいので、多少調整しても
カッコ悪くならないくらいルーズに決めた。

さて、ますます直線めいて来た輪郭


まだフェンダーとベースが離れてる。
ここで少しヘリを曲げて最終的にピッタリ合うようにしてやる。

わかりにくいけど、最後に丸みを付けるためにマジックでマーキングしてある部分だけを
少し削ってアールを感じるようにしてやる。

全周に渡って折り目を付けると、少し下から見てもベースの底が見えにくくなるし
箱形ができて、ぜんぜんグニャグニャしなくなった。
あとは紫のラインを少し削って輪郭を整えて、
ウレタンを貼る。


さあ、どこまでできるか。
夜は更けて行くのであった。

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