元はこんなダイヤステッチのシート
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この座面がすごく気に入っていたが、リアのフレームが変わって付かなくなってしまった
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これではフェンダーとのスキマゼロなので
ベースを改造し、それに合わせて張り替えてもらうことに。
でもベースの形が全然合わない、そこでアルミ板を切って、曲げて、端だけ残して切ったFRPのベースに留めて
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フレームとの合わせはこれでOK!しかしこれでは座り心地が大変な事態になってしまう。
そこで撮った写真に、お願いしたい輪郭線を直接描き込んで…
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表皮をはがして、マジックでスポンジに仕様を書いて、
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細かい仕様の希望を書いた手紙をつけて野口シート(野口装美)に送る。
待つ事しばし…
その間工場では、この道10年以上(70年は誤りでした)のシート職人がスポンジを盛って削って、整形して、新しいアウトラインに合わせてサイドを裁断して、
既存の表皮から、座面だけ丁寧に取り外して、サイドの皮を縫い付けて、ベースに留めて…(あくまで想像の手順)
それはそれは自分でやりたくても出来ない気の遠くなるような作業を経て、
こんな仕上がりで帰って来た!
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今回、自分がイメージしていたのはこういうシート
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雰囲気やニュアンスは完璧に、かつアレンジされて再現されている。
座り心地も文句なし!自作派としては、かなり悔しい部分もあるけど、プロのセンスとノウハウと技術に勝るものナシですな。
ブログでも紹介していただきました。
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