この重いタンクは片側3本のボルトで支えるだけだ。
まずプレートを当てて穴を開けて…
フレームの角度に合わせた鉄板を仮付けして、全部外してから本溶接。
ステーとフレームはソリッドマウントとして、タンクをラバーマウントにした。
フレームに直接マウントすると振動でクラックが入る可能性がある。
少しでも振動が逃がせるようラバーマウントにした。また、バッテリートレーと共締めにしながらも
バッテリートレーだけでも外せるようになっている。
さらに出先でもバラせるように特殊な工具は必要ないように、ナット類も極力フレームに溶接してボルトだけで簡単に脱着できるようにした。
これだけ苦心して完成したオイルタンクのマウントだがバッテリー側はあまり見せたくないような雰囲気。
機能や整備性に妥協はなかったが、肝心の見た目には、不満が残っている。
これはなんとか解消したい部分だ。
それからオイルタンクを留めるナットにも苦心した。
タンクを買った時にはナットはついてなかったし
サイズとピッチを調べたが在庫もなくネジ屋でも手に入らなかった。
ボヤボヤしてると、工場の主でありミリネジ推進派のN男がササッとダイスを切り直してしまう…
よく見ると汎用ミラーの袋ナットが同サイズだった。
専用のネジならcolonyなどのアフターパーツでで取り寄せる事も出来るが、みんなはどうしてるんだろう?
理想はネジのたくさんつまった引き出し、そうじゃなきゃ素敵なネジがごっそり入ってるクッキーの空き缶をゴソゴソかき回していいのを見つけられるネジ缶がほしい。
手持ちのミラー3本には犠牲になってもらう。
こうやってオイルタンクの貴重なインチネジが命をつないだのだった。
No comments:
Post a Comment