前回の試走でバイクとしての機能はとりあえず問題ないことがわかった。
あんな改造をしたリアブレーキだってちゃんと効いた。
もちろん試走前にはブレーキ液を交換してエア抜きをしたし、動作も確認していたそれほど驚かなかった。
一番驚いたのはメーターの熱さだった。
前も似たような場所にマウントしていたけどこんなに熱くなった事はなかった。
エンジンの熱、恐るべし。
その前にはFフォークに共締めで固定した事もあったが、高速道路では振動で全然見えない。
これもあまりの振動がメーター自体に良くないだろうということでエンジン横にやって来たのだ。
しかしここはもっと良くない。
それからキーとスタータースイッチの位置。粋がって低くしてみたが、粋なのは大歓迎だけど、
体勢的にきつい場合も多い。
あと、前にも書いたが、純正に毛の生えたような、名ばかりチョッパーなので今はあまり奇抜な位置は気恥ずかしい。
そこでエンジンのマウントに付けることにした。
Vバンクの間にあるここ。
必要なのはフラットバーとネジ類、廃物のエンジンハンガー。使った工具はボール盤と金ノコ、サンダーくらいか。
ところがちょうどよいサイズの材料が手元にないことが判明、すぐやる課長としては新しく材料を買いに行くのはとてもマテナイので、作業場の下から発掘されたサビサビの材料。
穴位置を決めてボール盤で穴開け。古いボール盤だがよく働く、強い夕立で雨が当たり少し錆びてる。この後油を差してやった。
穴が開いたら要らない部分をカット。今日は金ノコでささっと切る。
これをサンダーで軽く擦るとまるで狙ったかのような素敵な質感になる。
ラバーマウントのゴムが入ることを確認して、万力で固定してひっぱたいて曲げる。
こんなちっぽけな万力だけどすごく役に立つ。しかし、大きな万力が欲しい。
さっと色を塗ってメーターを仮止めしてみる。ラバーマウントもしてある。
ここで右側にキーシリンダを固定するプレートが登場、これはモトクロッサーのアルミ製エンジンハンガーを短く切ったもの。
これも小さな万力と手ノコで切ってヤスリで整形した。
キーシリンダーとスターターボタンを付けて、
メーター取り付けのボルトはメーターに当たらないように
頭の薄いマイナスボルト。
こんな感じでエンジンマウントに固定した。
キーシリンダーとスターターの前にメーターが来る。
ステーはラバーマウントだし、マウントのプレートはエンジンからの熱を遮断してくれるはず。
これでメーターとキーシリンダーが付いた。
ちょっと参考にしました。
こんな感じ。
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