Tuesday, October 31, 2017

電熱インナーその2

早速リサーチに行くが
取り立ててかっこいいものはない。
サイズ感はピッタリした方が暖かいらしい。

これは以前友達が刺繍してくれたベスト。
オフロードで移動の時にエンデューロジャケットの下に着るやつ。
もう10年以上着てるからポケットもテカテカになってる
これを買って導通チェックしてすぐにバラバラにして


ちょうどこのあたりにデカイシートを二枚仕込んでみた





着て車に乗ってみた



スイッチも付いてるけど
弱でも熱いくらい
しかしこれでは腹回りだけが暖かくて肩と首が寒い
改良をします。

Wednesday, October 25, 2017

電熱インナーを自作したい

世の中にはいろいろ便利なものがあって
電熱ジャケットもそのひとつだ。
使ったことがある人に聞くとバイク乗りながらまるでコタツや風呂に入ってるみたいだって言う。
まったく軟弱な野郎だぜ!って思ってバカにしてた。
寒くて乗れないなんて女子供が言うことだぜ。
男なら乗りたきゃ黙って乗れ。
寒くて乗れないならコタツにでも当たってろ
何が電気だこのバカ!ってね。
でもさ、ちょっと気になるじゃん。
実際のところ僕は寒いのは大嫌い。暖かい方がいいに決まってる。
それにかわいい女の子からすごく暖かいから試してみて!って言われたら
断る理由はない。
しかしこれ、とても高い。まるでおしゃれじゃないインナーが3万くらいする。
そして2年以内に断線して壊れると言う。
気になって使ってる人に何人か聞いたらみんな口を揃えて最後は断線して終わるって。
2年で3万かよ!ファックだな
そしたら日本の電熱線のトップブランドが
線だけ売ってるって言うんだ。
その名も坂口電熱、秋葉原にあるらしい。
坂口電熱の25Ωのコードを使えばバイクで暖かいジャケットが作れるって言うじゃないか。僕は鎖骨が悪いし腰も冷えに弱いから、例えばそこを強化したインナーも作れるということか。
ということで、カスタムじゃない弱虫野郎のインナー、電熱ジャケットを作る予定だよ。
みなさんではさようなら


Tuesday, October 24, 2017

3位になりました!Redbull Box cart Race 04




選挙速報と台風報道と
村田選手のボクシングの活躍でまったく報道されなかった
レッドブルボックスカートチャレンジだけど
ねとらぼ
では特集されてたよ


走行動画も入ってるよ。

これを↑↑↑↑↑↑↑クリックしたら出番から見られます



下は中継録画





茨城の農村に伝わる
魔除けの「オニ」がモチーフ。
ポスターカラーで書いたウロコは雨に大変弱い



ギリギリまで被せた車体カバーの中からお米ガールが飛び出すという演出

曲はYMCA
準備万端でステージに上がると
雨はますます激しさを増す。

もう持っている看板の上下もわからないくらい冷たくて寒い。

ここでまさかの10分休憩
カバーの下で凍えるお米ガールNao
しかし、ここでカバーを開けたら秘密が台無し

彼女はじっと耐えた。
僕らも土砂降りの中にこやかに写真撮影してもらう。




恥ずかしいのは百も承知、だって恥ずかしいことやりに来てるんだもん
ここで恥ずかしがったり照れると、見てる方が恥ずかしくて居心地の悪い思いをする
僕は演出担当だからその辺は厳しいのである。
カメラのレンズと画角を意識して
こんなカットも撮ってもらってる

実際はこういう感じに使われることを期待してさ。

それに、恥ずかしいとか言っても、
いきなりホットパンツを履かされてみんなの前でニコニコする
Naoの方が100倍以上恥ずかしいはず。


音楽と共にカバーを取り去ると
お米ガールが躍り出る!


行ってくれ!と祈る気持ちでカートを押し出す!




カッコ良かったぜ!
あと、ボクさんは「僕」さんでハットリさんなのである。

土砂降りの中、応援に来てくれたり、
遠くからライブ中継をを見てくれたり。



レッドブルのお姉さんもありがとう!
運営スタッフのみなさんもありがとう!





車は念入りな防水加工とカバーのおかげで問題なし





茨城新聞に記事も出てたんだって。





 部品やお米やさらには資金までいろんな人の協力を受けて
試乗の場所や機会を与えてくれたみんな。応援してくれた全ての人にありがとう!
ハーレーともチョッパーとも関係ないような記事をたくさん見てくれて
投票してくれたみんな、ありがとう!
 くだらないことだけど必死でやったらなんとかなることもある。
「必死」って時としてみっともないし、最近は「必死じゃん」ってツッコミがあるくらいカッコ悪いことだ。
でも必死でやらなきゃカッコ悪いこともある。

お米たべてー!って今言わないと
多分5年後にはお米の自給率は半分くらいになっちゃう。
例えば外交でよその国に「食料や経済封鎖するぞ」って言われた時や
どこかのちょびヒゲが国を守ろう!とか言って戦争になったとき食べるものがなくなるってことなんだ。
食料補給の船を沈められたら、どんな軍隊も戦えないし
国民の食べ物は後回しになるのは間違いないから。

それがいやならどこかの国の言いなりになるしかない。

ご飯食べさせてもらって言いたいこと言っても全然聞いてもらえないよね。
ご飯だけじゃない、
ギャラや給料って払ってる側は、こっちが何言っても都合の悪い時はシカトする。
電話にも出なきゃメールも無視、それが現実だ。

もしもその時他に食べものや収入の道がなければ、支払う側の言いなりになるしかない。

ま、僕は言いなりにならないぜ!悪いケド


だから自衛しなきゃ!軍隊も自衛だけど、自分の食い扶持を自分で確保することが
自分を守ることなんだ。

だからみんなも

お米たべてー!




















Saturday, October 21, 2017

決戦は明日 Redbull Box cart Race 03車検行って来た!とライブ配信のお知らせ


なんとかマシンも出来て今日は赤坂サカスに行って
レッドブルお姉さんからレッドブルをもらって、
僕らからはお米をプレゼント。
ちょうど大盛り一杯分のお米が入ってる
明日は天気イマイチだけど、
これ配ってるから会いに来て下さい!
遠くてどうしても来れない人はライブ配信があるよ。


ここからライブが見られるはず
全部で65台出走して、
われわれお米たべてー!TEAMは45番目スタートだ
多分2時過ぎくらいかな

走り出したら20秒くらいで終わっちゃうから
なんとなく気にしててください
最後の仕上げにコックピットの内側を黒く塗って


これが完成形
重さは77キロくらい、
制限の80キロには結構ギリギリだった

コックピットの中には
お米を大きくしたような粒状のものが見えるだろ?

もう本当に紙で袋を作ったようなものなんだ。


紙だから雨には恐ろしく弱い
そこで専用の雨カバーを作った。

目はお米の形になってる。



出走前に展示する時は
これを被せておきたいので、
みんなに謝っておく。
本番では脱ぐからさ




これはいつもお世話になってる
野口シートに作ってもらったタグ
フライトじゃなくてファイト!
戦う前に外せ!ってことね









こっち見てる
会場ではカバーの方が派手で目立ってる感じなんだ



ダンパーの調整も済んだ

車検では雨に濡れないようにみんなでシートで傘をさす
ブレーキテストと広告スペースの確認と
計測用の機械を付けて車検は終わり。
でもちょっとビックリしたのは
自作のカートって書いてあるわりに
自転車にでっかいボディ乗せただけとか、
本当のエンジンカートからエンジン外した車体もたくさんいるってこと。

これはますます負けたくない!

車検の後は
カレーを食べたいってことになって、
犬ブログに出てくるキッチン南海神保町へ!
マスコットガール達も大きなカレーをぺろりと平らげたよ。



中條さんいつも
ごちそうさまです!!
今日は中止が決まるとしたら午後6時って言ってたけど
連絡は来なくて胸をなで下ろす我々
さて、明日はどんな感じになるのかな。

これは5月、苗を植える前の田んぼ
お米をつくらなくなるとこんなきれいな景色も見られなくなる。

まだギリギリ投票出来るかな
なんと我々は現在2位
一位とは15票近く離されてるけど
組織票なしでこの結果は本当にすごい。
みなさんありがとうございました!
与えられるのは名誉だけ。



ここの下の方から投票してくれるととてもうれしいです。



Friday, October 20, 2017

みんなありがとう!Redbull Box cart Race 02


前日茨城で仕事を終えてからまたカート作ってる工場に行って
オーリンズのステアリングダンパーを交換したり、
防水したりいろいろやって
昨日の朝五時頃、例の人気投票を見てたら84だかそのくらいだったんだ。
やっぱり100くらい投票してもらえたら嬉しいよね〜なんてハットリさんと話してたんだ。

それなら犬ブログのみんなにお願いしちゃう?って
そういうことになって昨日の記事になったんだけど、
仲間や友達もSNSでシェアしてくれたりして、なんと今日の時点で
114票!
本当にありがとう!


犬ブログの読者のみんなはいつも僕のやるバカなことに概ね好意的で
何を始めても応援してくれる。
本当に感謝しています、ありがとう。

赤坂の坂をカートで走って特になにも変わらないし
一円にもなるどころか持ち出ししかない、
でもなんでこれやってるかと言えば
スピードとかレースもそうなんだけど
みんなご飯食べてる?
寿司のシャリ残す問題だけじゃない
カレーとか牛丼とかご飯食べてるかい?

我々はお米の国で生まれて育ったんだ。
タラコとごはん、
熱々の餃子とご飯
カツカレーにはご飯

たとえば僕の大好きなキッチン南海でもカツカレーご飯少なめ!はいいけど
ごはん抜き!ってやったら
美味しさ半減、いや80%ダウンだよ

ここ数年でお米やご飯が太るとか何だとか突然悪者になるって
オゾン層を壊すのはフロンガス!みたいな(結局オゾンホールは太陽の黒点の移動が主な原因だったという)
なにか恣意的なものすら感じちゃう。
突然始まったちょっと変わった流れみたいなのを見ると
ついつい疑いの心を持って見ちゃうんだ。

みんながすっかりご飯を食べなくなったら、得するヤツが必ずいるし、
輸入が止まると人間のご飯がなくなるんじゃちょっとヤバい。

というわけでお米たべてー!なんだ。


さて人気投票での一番はどうやら奈良の板金屋さんが作ってるS800のミニチュア。
これは本当に手がかかっててよく出来てる。
確か300票くらい。

何の後ろ盾も組織にも属していない僕らが
その1/3以上投票してもらえるなんて
これは相当うれしい!だってこういう投票って意外に面倒くさいし
億劫なものだよね。

では今日はボディの骨組みについて説明しよう。

この作業はハットリさんがやってくれた。
緻密で大胆な作業が得意なハットリさんだけど
この繊細な切り出しを1人でやって組み上げてるのには本当に頭が下がる。

印刷した型紙をベニヤ板に貼付けてカットの準備
形が複雑なんでちょっと歩留まりが悪い、
つまり1枚の板からあまり材料が取れないんだ。

高級ジグソーで切り出す。ジグソーもそうだけど電動工具は値段が命。
これはかなり厚い板でもきちんと切れる青いボッシュ
緑のボッシュがバイクで言う市販車なら、青はレーサーってくらい性能が違うんだ。

コツコツと切り出す

こういう作業をしているとき、心の中は湖の様に澄み切っている。
ことはまるでなくて、けっこうモヤモヤしたり乱れてることが多いよ。


 ノーズのところから組み始める


こっちがボディ
重量の問題もあるし板厚は5.5ミリ


ノーズが本体と合体!

いい雰囲気だろ?
昔の飛行機とかそういうイメージ

ハイテクすぎないスチームパンク的な中身

えっ?紙袋がかぶったら何も見えないって?

そういう人はウンコが付いた汚いパンツ何日も履いてなさい。

これがハットリさんと我々の美学なのである。

この状態で400キロ移動してデッドエンドの林道がある私有地コースで走行テスト。
そう、ともかく我々は走行テストに余念がない。
車を作る時もすぐテスト。
乗るのが大好きだし、やっぱりこの車両独特のクセに慣れておきたいから。
9月始めにシャシーだけテストして、
これは外国のカートレースでよくあるシケインを想定してクネクネ走ってみてる

10月始めに仮ボデイで山に行って全長1キロのコースを10回くらいテストして
一昨日も当日と同じであろう雨の中で
ルールブックにあるとおりのサイズや高さのジャンプ台を作って
テスト走行をしてみた。

テストするたびに発生する問題をゴムブッシュや針金や
高級ステアリングダンパーで解決しながら
確実に操縦安定性は高まって来たけど
実際タイムが速くなってるかはまるでわからない。
だって走るのが面白くてタイム測ってないんだもん…


米袋と言う地味なモチーフと
おっさんだらけで何の面白みもないであろうパフォーマンスでは
それほど得点が得られないと考えて
ともかく走行性能を上げることことに
集中しているのだ。



これがボデイの骨格


なんだかやる気あるだろ?
ところがこのボディは繊細過ぎたのか
たった2回のテスト走行でガタがきてしまい、
作り直しを余儀なくされるのである
どうなる!!

とういうわけで投票してもいいよって人は
与えられるのは名誉だけ。



ここの下の方から投票してくれるととてもうれしいです。