前日茨城で仕事を終えてからまたカート作ってる工場に行って
オーリンズのステアリングダンパーを交換したり、
防水したりいろいろやって
昨日の朝五時頃、例の人気投票を見てたら84だかそのくらいだったんだ。
やっぱり100くらい投票してもらえたら嬉しいよね〜なんてハットリさんと話してたんだ。
それなら犬ブログのみんなにお願いしちゃう?って
そういうことになって昨日の記事になったんだけど、
仲間や友達もSNSでシェアしてくれたりして、なんと今日の時点で
114票!
本当にありがとう!
犬ブログの読者のみんなはいつも僕のやるバカなことに概ね好意的で
何を始めても応援してくれる。
本当に感謝しています、ありがとう。
赤坂の坂をカートで走って特になにも変わらないし
一円にもなるどころか持ち出ししかない、
でもなんでこれやってるかと言えば
スピードとかレースもそうなんだけど
みんなご飯食べてる?
寿司のシャリ残す問題だけじゃない
カレーとか牛丼とかご飯食べてるかい?
我々はお米の国で生まれて育ったんだ。
タラコとごはん、
熱々の餃子とご飯
カツカレーにはご飯
たとえば僕の大好きなキッチン南海でもカツカレーご飯少なめ!はいいけど
ごはん抜き!ってやったら
美味しさ半減、いや80%ダウンだよ
ここ数年でお米やご飯が太るとか何だとか突然悪者になるって
オゾン層を壊すのはフロンガス!みたいな(結局オゾンホールは太陽の黒点の移動が主な原因だったという)
なにか恣意的なものすら感じちゃう。
突然始まったちょっと変わった流れみたいなのを見ると
ついつい疑いの心を持って見ちゃうんだ。
みんながすっかりご飯を食べなくなったら、得するヤツが必ずいるし、
輸入が止まると人間のご飯がなくなるんじゃちょっとヤバい。
というわけでお米たべてー!なんだ。
さて人気投票での一番はどうやら奈良の板金屋さんが作ってるS800のミニチュア。
これは本当に手がかかっててよく出来てる。
確か300票くらい。
何の後ろ盾も組織にも属していない僕らが
その1/3以上投票してもらえるなんて
これは相当うれしい!だってこういう投票って意外に面倒くさいし
億劫なものだよね。
では今日はボディの骨組みについて説明しよう。
この作業はハットリさんがやってくれた。
緻密で大胆な作業が得意なハットリさんだけど
この繊細な切り出しを1人でやって組み上げてるのには本当に頭が下がる。
印刷した型紙をベニヤ板に貼付けてカットの準備
形が複雑なんでちょっと歩留まりが悪い、
つまり1枚の板からあまり材料が取れないんだ。
高級ジグソーで切り出す。ジグソーもそうだけど電動工具は値段が命。
これはかなり厚い板でもきちんと切れる青いボッシュ
緑のボッシュがバイクで言う市販車なら、青はレーサーってくらい性能が違うんだ。
コツコツと切り出す
こういう作業をしているとき、心の中は湖の様に澄み切っている。
ことはまるでなくて、けっこうモヤモヤしたり乱れてることが多いよ。
ノーズのところから組み始める
こっちがボディ
重量の問題もあるし板厚は5.5ミリ
ノーズが本体と合体!
いい雰囲気だろ?
昔の飛行機とかそういうイメージ
ハイテクすぎないスチームパンク的な中身
えっ?紙袋がかぶったら何も見えないって?
そういう人はウンコが付いた汚いパンツ何日も履いてなさい。
これがハットリさんと我々の美学なのである。
この状態で400キロ移動してデッドエンドの林道がある私有地コースで走行テスト。
そう、ともかく我々は走行テストに余念がない。
車を作る時もすぐテスト。
乗るのが大好きだし、やっぱりこの車両独特のクセに慣れておきたいから。
9月始めにシャシーだけテストして、
これは外国のカートレースでよくあるシケインを想定してクネクネ走ってみてる
10月始めに仮ボデイで山に行って全長1キロのコースを10回くらいテストして
一昨日も当日と同じであろう雨の中で
ルールブックにあるとおりのサイズや高さのジャンプ台を作って
テスト走行をしてみた。
テストするたびに発生する問題をゴムブッシュや針金や
高級ステアリングダンパーで解決しながら
確実に操縦安定性は高まって来たけど
実際タイムが速くなってるかはまるでわからない。
だって走るのが面白くてタイム測ってないんだもん…
米袋と言う地味なモチーフと
おっさんだらけで何の面白みもないであろうパフォーマンスでは
それほど得点が得られないと考えて
ともかく走行性能を上げることことに
集中しているのだ。
これがボデイの骨格
なんだかやる気あるだろ?
ところがこのボディは繊細過ぎたのか
たった2回のテスト走行でガタがきてしまい、
作り直しを余儀なくされるのである
どうなる!!
とういうわけで投票してもいいよって人は
与えられるのは名誉だけ。
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ここの下の方から投票してくれるととてもうれしいです。