Wednesday, July 30, 2014

鉄アウターあと少し!

ブログを見てくれている皆さん、おはようございます!


それからみなさん、オーセンティックモーターサービスさんには朝7時から電話したり
やたら急かしたりしないようにくれぐれもお願いします。

これはオーセンティックさんとは直接関係ない話ですが、
よく、いろんなSNSやFaceBookで作業の様子などをアップする記事に
必ず「俺のは?」とは「俺のまだ?」とか書く人がいますよね。
お店にバイクをお願いしてるお客さんの気持ち、早く乗りたい気持ちははわかる!大いにわかりますが、あればっかりやられると何も書けなくなっちゃうんですよね。

そんな僕もバイク関係とは別の仕事があったりするのでバイクの作業記録はリアルタイムより少し遅れてアップするようにしています。

締め切り当日に別の作業する訳には行かないし、これは本当のリアルタイムじゃないんだよってわかってもらいたいからです。

友達のライターは締め切り近くなるとツイートもSNSも一切やめて仕事してます。
行動を捕捉されちゃうからね

バイク屋さんは、そう言う意味では一生締め切りみたいなものだから、
みんなで「俺のまだ??」って書くと
もう何も書く事ができなくなって、面白い話も聞けなく(見れなく)なって結局みんなが損するのでまだと思う人は直接聞いてあげて下さい。

そういうわけで鉄アウターのシャフトの受けが出来て来ました。
ことさら鋳物的にとはなるべく考えずに
ヤスリとリューターでできるだけ強度と軽さを両立出来るように削って
この状態から
こんな感じまで

こちら側も
要らない部分を落として
ちょっと段差付けたりして
こんな感じです。
現物を見てるとこれでいいかなって思うけど
写真で見ると気になるところがたくさんある。
これから回り留めを付けなくては!

しかし生の鉄はあっという間に錆びちゃう
水滴が一滴垂れたら
もうこんな赤錆が。







それから
最近思うところがあって

ヘルメットをちゃんとかぶりましょう!
というシールを作りました。



元ネタは古いシールがあるんですが
書体も可能なかぎり似せて作りました。

いつもの高級シールとは少し違って
日焼けも色褪せもする廉価なシールです。


声をかけてくれたら差し上げます。

よろしくお願いします。
こっちのタンクサイド用デカールもだんだん出来て来た!
ではまた!


Monday, July 28, 2014

ACTS撃沈!

おはようございます。

AKOさんと組んで出たミニ耐久ですが
結果からいうと猛烈にエンジンをヒートさせてしまって
抱きつき再発、そして自動遠心クラッチが焼けて
クラッチが繋がらない状態になってしまいました。
クラッチは調整ネジを目一杯動かすと軽く走れるくらい。
足で踏ん張ると走らなくなる。
エンジンは多分30ccくらいのパワー感です。
スタート前のゆっくり一周の時にカンカンに熱くなってしまったので
これから原因を究明します。
レースは耐久にエントリーしてくれたAKOさんのスペアマシンを使って第2ヒートだけ参加できました。ありがとう!
それと、エントリーだけしてバイクがなくなっちゃったので
むつお君や大門さんもバイクを貸してくれて本当に楽しかったです。
マンタちゃんわざわざ来てくれたので全然走れなくてゴメン、
コウキ初めてのレース楽しかったかな
岸井さん丸二日ありがとう!











もう誰かのバイク乗せてもらうとどんどんそれが欲しくなっちゃって困ります。

みなさん、ありがとうございました!

仕事から帰ったらまたレポート書きます。
今日も暑いけどがんばって行こうぜ!





Saturday, July 26, 2014

夏のACTS行きます!

http://dirtactsunion.seesaa.net/
川越でやるビンテージモトクロス。
春に見に行って面白そうなので出ることにしました。

ヒルクライムでも使ったカブ。
空冷ドラムブレーキツインショックはこれしかないんだ。

一昨日の夜徹夜で自分の仕事をして、昨日の昼間の作業時間を作って
バイクもなんとか完成です!
テープ貼りのゼッケンでゴメン。

なんか前回と同じで変わり映えしないなあ。

そこで


今回はサンダープロダクトの杉山さんにもらったアップマフラーを装着してみた。
しかしこれはモンキー用でそのままでは付かない。

しかしInuchopper のルールその1
絶対に「付かない」とは言わない。
そんなルールはないが。

エキパイの口を
切って

外側にインチのハンドルを被せて完成。

マフラーの出口細いなあ
比べたらそんなに変わらないからいいか!

そんなことしてるうちにAKOステッカーが届いた!
たまにステッカーの製作もやってます。

しかしマフラーを逃がしてもエンジンが地面にぶつかるだろう
という冷静沈着なAKOMO店主の指摘を受けて


セローのアンダーガートも取り付け。
けっこうちゃんと付いてますよ。


今日と明日川越にいます!
今日の耐久は手伝ってくれる人募集中です!
では現地で!


Friday, July 25, 2014

郵政カブ修理その2 組み立て

シリンダーには傷が入ってるけど致命傷ではなさそう。
今回のコンセプトはともかく安く、レースを戦えるくらいに直すことにあるので
ここはペーパーにオイルを付けてコシコシと磨いてやる




う〜ん
この後もう少し磨いてから
クロスハッチなイメージで少し擦れ目が残るくらいにしておく。

ピストンは可能な限り凸凹をなくしてやる。

あれ?君はどこから来たの?

スポーツスターのクラッチのところにあるような…

そうそう、オイルはこれを使ってやる。

そんなことやってると親切なAKOさんからバネの住処を知らせるステキなお便りが!

この右下のここだね。
AKOさん、ありがとうございます!
ケース中の黒ずみやゴミを可能な限り取り除いてから
バネは中にお帰りいただく。

さて、割れたケースの破片だが

どう見ても穴よりかなり大きいじゃないか!





検討の結果、表面は小さく
中がごっそりもげている事がわかった。
ウラから貼って走行中もげても困るので
これはいつか溶接できる日のために取っておくことにして

アルミの板を貼る。

ケースのカーブに合わせてまげて

クイックスチール!
お店で見かけた事がないので僕はここで買ってます。
ステマとかアフィリエイトじゃないから好きなところで買っていいけど
山をバイクで走るときの必需品なんだ。
今回は持ってなかったので自宅で修理に使う。

クイックスチールを盛りつけて乾くのを待つ間にピストンの掃除
リングの溝もきれいにしてやります。

こっちはこんな感じ。
これで4時間、いや数年は持つだろう。
そしていよいよ組み立てなんだけど写真がないよ。
暗くなっちゃってさ。
ご近所のカブの先輩にも来てもらったりいろいろあったんだけど
そうそう、H原さん、ありがとうございました!!

今ある写真はガスケットを切ってるところだけ。

紙を押し付けて汚れた手でよく擦って跡をつけて
そいつを切り取ったものをガスケットシートに転写する。

穴はポンチでやるときれいに開くよ。これであとは逆の手順で組み立てる(サービスマニュアルの常套句だよね)

ハイ、完成!
週末川越ACTSでお会いしましょう!