Sunday, November 28, 2010

fabric seat

evo sportster

このシートは布!
雨がない所なら布も選択肢に入るか。
スポンジの防水をしっかりやれば
日本でも出来るかもしれない。


http://sprunghubsnhardtales.blogspot.com/

ややポリッシュバージョン

砂型のざらっとした目があまりないのも欲しくなってもう一つを磨いた。

どっちも250g
ほとんど目見当で作ってる割に不思議と同じ大きさになった
こっちは砂目がなくなる位まで磨いた。

鈴の内側もざっと削ってみた

マフラーのラインがイヤだなあ
バッテリー溶接機で溶接できないかな?
次はマフラーか

エンジンのヘッドのブリーザーを友達に指摘されたので交換することにした。

これまで特にトラブルもなかったけど
段のついたフロートバルブも交換。
マニホールドのパッキンも交換した。

こんな感じ、ブリーザーは真下に抜いてエンジン裏側へ
見えるホースの数が減って確かにこっちの方がスッキリします。
燃料ホースも左コックでバンクの間を通したらもっときれいに見えるかな。


あまりつるつるもどうかと思ったので
少しヤスリ目を残して磨いてみた。
巣穴もあって完全な状態にはならないみたいだが
かなりソリッドな印象になった。
やっと完成したのに、また作りたくなってきた。



Saturday, November 27, 2010

Thursday, November 25, 2010

how to sand cast in my case. 砂型鋳造のまとめ

砂型は一旦満足したので、次にやりたいことを書いていたら
どうやって作ったのかを、はじめから実際の工程を追って紹介してほしいとリクエストがありました。
なのでざっと流れを解説します。
でもこれは初めて挑戦した自分のケースなので、この通りやることはお勧めしません。
あくまでも自家鋳造の一例をレポート、ということで大人な対応をお願いします。


原型のお手本を探す。
こんなときネットは便利
いろいろな形を見たり、本物を見て
形、手に入れたい雰囲気を決める。
ムーンアイズのスワップミートで見たり
絵を描いてみたり


いろいろなサイトで見たり



だいたい欲しい形が決まって来た!
スタイロフォームは安いのでまず作ってみることにしました。

ダウ加工のスタイロフォーム
ホームセンターで売ってるあれ
切り出してからざらざらしてる表面を平滑にしてから作業を始める
僕はコンクリのたたきで
表面を平らに磨きました。


一番重要かもしれない取り付け部分から作ります。
アダプタを介さずキャブから直接取り出したかったので
ここから採寸して

スタイロフォームで形を切り出す
ここでは糸鋸で切り出して
カッターで形を整えた。
ここのネジ関連は品物がアルミになってから削るのは本当に大変なので
いくらマテナイ君でも採寸やボルトの頭の逃げは簡単に削れるスタイロフォーム型のうちにやっておいた方がいい。


積層する時はグルーガンで
これは熱で樹脂を溶かしてつける接着剤
表面に穴や溝があるとそこは巣穴になってしまうので
なるべくキッチリ丁寧に作業する。


形は好みで、納得がいくまで作る。

型が出来たら湯口を作ってグルーガンで固定
本体と湯道に隙間があると仕上げが大変なので
面同士の形を合わせてなるべくぴったりつける
砂に埋める。
きれいに仕上げたい面を下にするのがいいらしい。
溶けたアルミ(湯)の注ぎ口(湯口)は紙筒にしてある。
砂をかける時はここにテープで蓋をしておくと砂が入らない。
各サイトでは振動を与えて…などとあるが
グルーガンで固定してあると合わせ目の部分が開いてしまう
砂も景気よくザーっと注いだ回は全て失敗してしまったので
両手を使って丁寧になるべく均一にきっちり詰まるように少しずつ入れていく

砂は粘度分が少ない珪砂、タイルの目地に使ったりするもので
30Kgをホームセンターのセメント売り場で買った。


いよいよ鋳造の準備
溶解には鋳物の鉄鍋を使った。
どうかすると溶けた金属がはじけることがあるらしいので
顔の保護にはヘルメットのフェイスシールドを使った。

七輪の回りをレンガで覆って熱を逃がさないようにした。
下のアルミパイプからはドライヤーで冷風を送っている
屑アルミを入れて蓋をする。
蓋はキャンプ用ステンレスフライパン。
炭は2〜3キロ必要


約20〜30分でアルミは溶け始める。
ここからさらに加熱して
表面に浮いているガザガザのアルミをスプーンなどで捨てさらに蓋をして加熱
うす赤く発光するくらいになったらもう一度アルミのかすを捨てる

あわてずにでも可能な限り素早く砂に注ぎ込む
このとき湯口とガス抜きを間違えないように
これは悪い例(再現写真)
溶けたアルミがポンっと飛び出すことも想定して
顔面を保護して、けっして上から覗き込んではいけないらしい。
ほんとは服もナイロンは溶けて張り付くので木綿が良いという。

鋳造に必要なアルミの量は事前に調べておいて
その量まではためらわず一気に注ぐ
ちょろちょろと丁寧すぎる注ぎ方は入り口でアルミが固まってしまう。


10〜15分待って砂から取り出す
アルミは白くても、触れば猛烈に熱い。


鉄のワイヤーブラシで砂を落として
よく冷えてから湯口を切り落とす


これから磨く!
キャブの合わせ目やステーの穴開けを先にやると
車体に固定してから磨けるので楽。

夜になったら作りかけの鋳物を眺めながら一杯飲む



ネジで固定して完成!









Wednesday, November 24, 2010

これから細部の詰め

だいたいの輪郭は出来て来たけど
まだ細部が全然ダメな愛機inuchopper
改造がまだの部分と最近ダメになって来た部分の両方がある。

保安部品の配線処理
エンジンのブリーザーの処理
キャブのフロートバルブの交換
クラッチカバーからオイル漏れ
このくらいはまず終らせないと普通に走るのに問題。

やっとノーマルスタイルが出来たと考えていて
ここからが改造の始まりなのかとも思う。
フロントサスも1200Sのをいつまでも使ってちゃいけないような気がする。
少なくともダブルディスクのステーがついたままのボトムケースはイカさない。
ステーを切り落とすより
別のフロントフォークに交換した方がいいか

これからは
フロントフォーク問題
トリプル問題
ヘッドライト問題
タンク問題
リアフェンダー問題…
まだまだ問題が山積です

  

こういうハンドルもかっこいい



軽そうにさらっとして見えるな。

Monday, November 22, 2010

試走 Test ride

昨日は少し走って来た。
珍しくカメラを持ってバイクに乗って来たので何枚かアップ


街はすっかりクリスマスです

吸気がちゃんと流れるか、息つきしたりガクガクしないか
とても心配していたのだが、
エンジンも好調。


シートはステーの位置変更でちゃんと付くようになった。
チェーンガード作らなきゃ

Sunday, November 21, 2010

自作野郎のみなさんへ その2

鋳物をはじめて、皆さんから
とてもうれしい、励ましのメッセージやコメントをいただきました。
それと同時に、「いったい今から何になるつもりなんだ?」とか「エボスポにBキャブでエアホーンはセンス的に無理があるでしょ」「大怪我する前にさっさとやめろ」と言った、うなずくより他はない正しいご意見もいただきました。
もちろん、鋳物職人の方は毎日鋳物の事だけを考えて、精力を傾けてお仕事をされてるわけですから、全くの素人が何回か試してさっとうまく行くとはとても考えていません。
ただ、やってみたかったのです。
裾広がりのエアホーン形の市販の部品はあります。
ただ、Bキャブに直付けできて、ベルのような形と大きさ、僕の超個人的な条件を満たすのものは、
僕が知らないだけかもしれませんが、ともかく簡単に手に入るような部品はありませんでした。

成功する勝算もないうちに公言して、その過程をアップするのはどうか?とも思いました。
でもうまく行かなくてみんなに笑われても、それは鋳物の難しさを思い知ることになると考え、どんどんアップすることにしました。
試行錯誤の連続で、特に鋳造を始めてからはせっかく作った型を何個も無駄にしたり、型の不備がわかって鋳造前に捨てることになったり、せっかくうまく行ったものを誤って再度溶かしてしまったり、ぐったりするようなことも何度かありましたが、
ここにアップする事が、ここまで自分の尻を叩くことになるとは思いませんでした。

仲の良い友人からは

目的地が見えている中で誰か(応援してくれる人)に経過報告しながら、何かを進めるという事は、けつも割れなくなるし、それどころか早く目的地に到着できる。」というメールをもらいました。
そして実際になんとか発泡スチロールのかたまりが、アルミで出来たエアホーンになり、
今日の試走でも高速道路や市街地で問題なくエアを吸い込んでくれました。


あと何度やるかわかりませんが、もう少し完成度が上がるまで、外が寒くて、アルミ屑と炭の在庫があるうちは挑戦したいと思っています。
そして、いつかは砂型で作ったガラスレンズを使うテールや、ポイントカバーも作ってみたい。

自作野郎の皆さん、あの時は、「暑いけれども元気でやってますか?」と書きましたが、
これからは寒さに負けず頑張りましょう!

Saturday, November 20, 2010

sand cast finish!

再度チャレンジした。
道具はこれだけあれば大丈夫。

レンガは七輪の上を2段囲めるくらい。14個くらいは必要。
炭は1回2個分で2キロ。
砂は1個あたり10キロ。
七輪の空気取り入れ口には金属のパイプを差して、そこにドライヤーをつなぐ。
冷風とはいえ30分以上回しっぱなしにするので、あまり安物はダメです。
今回はこれを溶かした。
前回の残りと、リアブレーキの削り地獄でダメにしたキャリパーサポートにも
協力してもらうことにする。

すでに砂の中にセット済みの型
今回はともかく丁寧に慎重に砂に埋めたため
余裕がなくて、写真はありません。

七輪に火を入れて約20分
ステンレスのふたを外すと部品どもはドロドロに溶け始めている。
今回は蓋の下でいつもより長く
うっすら赤くなるくらいまで温度をあげてから鋳造した。

るつぼに使っている鉄鍋の容量も計測して、無駄なくぴったり湯を入れられるようにした。
それによって一気にためらいなく湯が注げるようになったので
かなり冷静に湯を注ぐことができた。


待つこと15分


出来てるがな!
おとうちゃん!(これ言ってみたかった)

こっちもできてる!

湯の回りが悪くて悩んでいた昨日の自分に教えてあげたいような出来映え
特に右側は過不足なく、どんぴしゃりの湯量だったことがわかる。

湯口を切り落とす

おお!鋳肌もなかなかよい



昼の部はここで時間切れ!
口に糊する為に仕事に出かけた…

夜になって仕事から戻って来た。

あらためて鋳物を取り出して眺める。
思えばこの財布も何年か前、急に思い立って革を縫う道具を買いそろえて作ったのだ。
本は立ち読み、あとは実行あるのみで夢中になって作った。
コンチョも銀板を糸鋸でくりぬいてロウ付けしたんだ。

飲みながら自作の部品を愛でるひととき…
これはなかなかいいものです。


翌朝から取り付けのための作業開始!
収縮の問題がここで発覚、
少しギリギリすぎているようだ。
しかし夢中すぎて写真を撮る余裕がないです。

早く取り付けて見たくて仕方ない。
少なくともネジの傘がでか過ぎて入らないのでドリルにくわえて
回転しながら傘をサンダーで削り落として
幅を詰めた特製ビスを作った。
こうしないと取り付けられない。

夢中になってKIRAのボール盤を使っていたら、
モーターから煙が出て来た!

すぐにハンドドリルに切り替えて作業続行

そしてついに取り付け完了!
ネジはひとまず2個だけで留めた。
最後の一個はエアホーン側に1/4のネジを切って
後ろから留めることにする。


Bキャブの質感に合わせて磨きすぎないようにしてみた

一体感があるかな?
パーティングラインを削っていたら、
大きく巣穴が横切ってしまった。
これは痛恨の極み。
もうひとつも磨こう!

全体像はこんな感じ、
アイアンスポーツ用のフェンダーと新しく付けたリアサス。
しかし目立たないなあ…
でも本人の悦入温度は常温で沸点に達してます。