そもそもフラットトラック中にリアブレーキを使うのかと聞かれたら、
小さいグルグルでは最後に停まるときくらいしか使わないような気がする。
でも、オーバルでは使うといいこともある。
どんないいことかは今のところいろいろ研究中だから、わかったら教えてあげます。
で、走りながらリアブレーキを踏むとドラムよりディスクの方が微妙なタッチがわかる。
つーか微妙なコントロールがしやすい。
これが純正の鉄リムとでっかいハブ。
タイヤ付きで17キロくらいあった。
鉄製のドロップリムに、大きなハブダンパー。
本当にずっしり重い。ディスクはともかく
この重さはあらゆる意味で足枷になっているはず。
これは仮にホイールをつけようとしているところ。
WR250Fのホイールをポークシンタロウからもらったんだ。
スプロケットはNSR250用がピッタリ使える。
520で42Tは純正と同じ数。
本当は44Tとか試してみたかった。
反対側はちょっとかっこいいディスクが付いてる。
シンタロウはおまけに普通に丸いディスクもくれたよ。
リムはEXCELカッコいいだろ。
アクスル径は22ミリ、3連ジャンプやダブルフリップを決めるにはこのくらい太さが必要なんだろう。対してFTRは太さ17ミリ。WRのアクスルは全長でFTRに30ミリ以上足りないので使うことが難しい。
この差を埋める部品がないとこの企画は始まらない。
ホイールが入ったとして、ブレーキのオペレーティング側を考える。
ドラムの時はブレーキペダルは赤いフレームの内側を通してある。
これをそのままボルトを裏から組んでこんな感じに付けてみる。
このペダルをちょっと加工してディスク用のマスターシリンダーが押せるようにする。
ちょうどXR250や600が91年だったかな、その頃ドラムからディスク化されたその時の手法をちょっといただこうかと。
マスターシリンダーはそのままWRのタンク一体タイプを使いたい。
17ミリアクスルと22ミリの変換のキモがこの部品。
いろんなところに相談したりアドバイスもらったんだけど、
加古川に今月1日から正式にオープンしたバイクショップ。
アメリカのキャブレターPOSAを実用レベルまでチューニングしたり、
何年か前のニューオーダーでエボスポーツにマグとキックとLキャブを組んだ恐ろしくシンプルでカッコいいバイクを出展してた時、キックスターターの話とかしたのが縁で知り合った、センスのいいスポーツやアイアンスポーツは僕もHBJで試乗させてもらった。
SWINGの
黒田さんが快く引き受けてくれました。
バイクのカスタムやワンオフパーツも相談に乗ってくれます。
インスタのmodelk53
で調べてみて。国産やトラもやっているよ。
黒田さんありがとうございました!
このシールは犬デザイン。
キャブにロゴが吸い込まれているイメージでという依頼
さて部品を組んで車体にホイールを付けてみる!
ぴったりじゃないか!
いい感じに収まってる。
カラーとアクスルもヌル〜って感じの絶妙なクリアランス。
ブレーキをかけた時のキャリパーの回り止めはドラムのやつをそのまま使うので、
バックした時のために反対側にも回転防止の部品を作ってやる。
こちら側にある段付きカラーの厚みでチェーンラインが決まるんだ。
泥縄みたいなグネグネのチェーンもこれでやっと換えられる!
スプロケットも一度外してきれいにしてやろう。
勢いがついたのでタイヤも組んでみる。
いままでより1サイズ太い130ってのにする。
まだいろいろ作戦があるのだ。
と言う訳で次回ペダルとマスター、ホースの話につづく。