Sunday, February 24, 2019

好きなクルマに乗って住みたいところに住む贅沢

僕は出来ない事ばかりを気に病んでしょっちゅうがっかりしているが、
実は出来る事もけっこうある。
去年あたりは自分が出来ない事が気になって仕方ない一年だったけど、今年は自分の経験を活かせる分野がメインの仕事になってちょっといい感じなのである。




誰もおっさんの自慢話は聞きたくないだろうからうまく行ってる方はいいとして、

数年やった雑誌の仕事は結構苦労した。
文章を書いたりいろんな構成するのはいいとして、どんな仕事にも専門性って必要だろ。

板金作業も楽しくて仕方ないし、チャレンジする気はものすごくあるけど、生活という面を考えるとコンスタントに続ける事はなかなか難しい。ま、初心者がいきなり稼げる分野ではないしね。


出来ないことだけを気にしてもっとうまくなりたい!と言ってるだけではこの日本で生きていくのはとても難しいのである。しばらく前は住みたいとこ住んで乗りたいクルマ乗って平日は犬とのんびりしながらそれでも暮らせてるから、まあまあ幸せかなって感じだったけど
今は犬とも離れている時間が長くなり、大好きなトラックも手放して狭い家にギュウギュウにバイクを詰め込んで住む刑罰を食らっているから乗り物人生としては幸せ感がかなり薄い。なぜかと言えば

ここ数年、面白そうで金にならない仕事ばかりを試していたからである。
雑誌の仕事もそうだった、実にまったくね。仕事の内容は申し分ないが、とてもじゃないが生きていけない。当初満タンだったモチベーションは数年を経てどんどん生活が苦しくなり、マイナスになって終了したのであった。

まあいい。
住みたいところに住んで乗りたいクルマやバイクに乗って平日自由な時間があるってのは収入や食べているものの値段とは無関係にとても贅沢だということなんだね。

ものすごく脂の乗った霜降りの肉は僕にとって脂っこ過ぎて全然だし、アメリカの赤身の多い牛肉の方がおいしく感じる。
そういえばこないだテキサスから来たアメリカ人と牛肉の話をしてたら「日本の肉は柔らかすぎる、俺が好きなアメリカの肉はもっとタフだぜ」って言ってた。

鮪もトロより赤身が好き、なんなら鰹の方が好き。味覚もビンボー向きに出来てるんだ。
早く暖かくなって鰹が来ないかな。

つまり一般的な贅沢なんて特に僕の好みとリンクする訳じゃないということなのね。



Friday, February 22, 2019

Spring has come プライベートイベントの季節が来たぜ!

やっと少し暖かくなってきました。
スキーよりスノーボードよりオートバイが好きな僕は地表から1メートルまでが固く凍てつく真冬はどうも苦手。去年あれだけ着ていた電熱線ジャケットも、今年は全然出番なし。
暖かい服を着てじっと寒さに耐えながら走るより、身体がポカポカになるくらい、なんなら汗かくくらい激しく乗るのが好きなんだ。トランポがないからいろいろ工夫してランクルにバイク積んで、それはもう涙ぐましい努力をしてバイクと出かけています。

一昨日の夜のフラットトラックパーティの投稿が思いのほかあちこちで反響があったので、実施に向けて動き出そうと思っている。

やりたいことを決めて、手伝ってくれる仲間を集めて、たくさんの準備とやることやって、当日雨が降らないかドキドキして…





古い話をすればキリがないけど、昔はそんなイベントをいくつもやった。
仕事として自動車メーカーやバイクメーカーのもやったし、プライベートのイベントはもうホントにびっくりするくらいたくさんやったっけ。キャンプ場貸し切りとか、星空バー開設とか、ドラム缶風呂5連発とか。いろいろ試した結果ソロキャンプの楽しみに戻ったり、また友達と一緒に遊んだり。
今年はダートパーティの他にもいくつかオートバイの個人的イベントを考えているし、誘われてるのもある。この話もすごくしたいから、また今度ゆっくりね。
生きてると楽しいことは少なくて、結構ハードな局面にもぶちあたる。ここではイカれた遊びの話をしようじゃないか。

Tuesday, February 19, 2019

Flat track のNight Partyやりたい

出来るかどうかはわかんないから独り言だと思って聞いてもらいたいんだけど、
午後からボチボチ集まって夕方まで走って、そのままコース脇でバーベキューとか
冷えたビール飲みながら遊んで、朝解散するフラットトラックパーティーやりたいな。
酒とバイクの関係があるから、
バイクタイムが終わってから、あるいはもう乗らない宣言してから飲み始めるくらいの規則は作ってさ。もちろん飲む人は翌日帰りで。
あとは電飾付けて、音楽かけて、
ちょっとしたバーカウンターなんか作っちゃってさ。
好きなバイク並べて写真撮って、
古い絨毯敷いてガレージからソファとか持って来るのもいいね。
ちょっとお祭りみたいにさ。
翌日はそのまま帰っても良し、また走ってもいいじゃん。
風呂はどうするかなあ、金たらいにお湯沸かしてタオルで身体を拭くのでもぜんぜんオッケー。
もちろんみんながやりたかったらドラム缶風呂なんかもあり。
灯りは電球と灯油のハリケーンランプとかそのくらいで。
ペール缶や一斗缶で焚き火なのか、でも夜はあまり寒くない、四月半ば以降がいいな。

ああ、やりたくなってきた。



Thursday, February 14, 2019

アラスカの小型飛行機と銀のステッキ

誰でも簡単にphotoshopが使える時代になって
インターネットにある画像をダウンロードして色を直してまた
アップするという。

それはそうと
このシンプルな飛行機が好きなんだ。
アラスカのすごい向かい風の中を
ほんの20メートルくらいで離着陸できるやつ。

ブッシュパイロットって仕事がある
交通も運輸も全然なアラスカの地でプライベートな荷物運びを請け負うんだ。

飛行機乗りってとても憧れる。
決して飛行機に詳しいわけではないけど、

翼よあれがパリの灯だ
みたいなさ。
戦闘機もかっこいいと思うけど
きっとこの写真の飛行機はモトクロスと言うより
農作業用バイクAG200とかCT200だっけ、アレ的なカッコ良さ。
でも空を飛ぶってちょっと特別だ。
ツーリング先でエンジンが止まっても
レッカーに乗っけて帰ればいいけど、
飛んでいる途中でエンジンが止まったら
それは死を意味する。
真剣味がちがうんだ。




 そうそう、最近腰と背中がアレで、出かける時ステッキをついている。
杖をついてヨロヨロ歩いていると、電車でみんなが席を譲ってくれたり、エレベーターの開ボタンを押して待っていてくれる、なんてことは全然なくてスマホの画面を神経質に何度も擦ったり叩いていると思えば課金ゲームに夢中である。
ま、僕なんてなんちゃってステッキなのでシカトされるくらいがちょうどいいのである。
勤め先にはステッキなしでは本当に歩けない人もいるので、
そう言う時はコートの下にそっとステッキを隠して席について、ステッキはデスクの床に置いておく。
父からもらった柄が銀でできているお気に入りなのだけど、固い床で手を離してしまい、柄の先端が潰れてしまった。取っ手のところから外して焙りながら裏から戻せないかな…





Tuesday, February 12, 2019

雪の日の楽しみ

朝から雪。
たいした降りではなし、バイクで出かけられないこともないくらいではあるけれど、
そんな日はちょっと早起きしてコーヒーを淹れて仕事関係のメールや作業を午前中で終わらせてしまう。
昼からは注文の仕事をやる。余計なことは考えずに黙々とやるのがコツ。
夜になると仕事はおしまい。
寝るまでの小さな時間に何をするかと言えば、買ってから読まずにいた本を読むのである。
小さな男の小さな幸せはそんなものです。

Tuesday, February 5, 2019

どうなったら完成なのか?サン・テクジュベリがInuChopperに及ぼした影響。

ここにエンジンがある。
フレームを用意する。
サスペンションや車体を構成するものを用意する。
キャブレターやマフラー、電気系などエンジン始動に必要なものが揃う。
全部を組み立ててみる。
燃料を入れるタンクやシートが付いて座れるようになったり、フェンダーが付いて走りながら泥が飛んで来ないようになる。 ブレーキも付いて止まれるようになった。
ライトは必要かな?バックミラーはどうしようか。
だんだん取り付けたいものが増えて来る。

では、どこで完成!としたらいいのか。
僕が大好きなサン・テクジュベリはこう言う
「完成とは、付加すべき何もののなくなったときではなく、除去すべき何もののなくなったときに達せられる」

 いろんな部品をくっ付けて、必要なものが全部取り付けられた時が完成!と思いがちだけど、いらないもの、不要なもの、あると便利だけどなくてもなんとかなるものとか、
余計なものを全てを取り去って、一切の無駄がない状態になった時が完成だと。

彼は飛行機乗りだったから、重量の観点からも無駄なものは何も持たないし取り付けない、という考えもあったかも知れない。
小説家(星の王子さまくらい君だって読んだ事あるだろう?)だから、無駄な文を省いた推敲の完成という意味もあっただろう。


バイクの改造にも通じるはず。元々完成しているバイクを買って来て、いろんな部品をちりばめるように取り付けて、それがカスタムの完成と思う人もいるだろうけど、僕はサン・テクジュベリの説を信じている。



Monday, February 4, 2019

ハーレーのベアリングとフラットトラック

前からごくたまに信号待ちの時、キック側のカバーの中からジー……って音がする時があった。それがたまに、からしょっちゅう鳴るようになって、最後に止まらなくなった。
エンジンをかけて走り始めて五分くらいでジーって言い出すと、もう止まらない。

これを修理して早くまたバイクで遊びに行きたい!
という話。
またボルトオンリジッドフレームにしてフラットトラックで走らせてみたいんだ。
もう辞めちゃったけど、ホットバイクを始めた時の僕のゴールは
夕景の斜光のコースで自分のスポーツスターで盛大にカウンターを決めてる写真を磯部カメラマンに撮ってもらって載ることだった。



まだその域には達していないけど
僕の野望は大きいのである。





Sunday, February 3, 2019

水曜フラットトラックの日


 ハロー!水曜日はフラットトラックの日だよ。
実は慣れ親しんだFTR223を手放してから自分のレーサーに乗り始めるまでの約4ヶ月、
全然練習もしてなかった。せっかく手をつないでくれたフラットトラックの女神の手を離してしまってたんだ。というか、ちょっと大げさだけど、去年の夏からこの小さなバイク以外のいろんなことを諦めながら必死にやって今に至るんだ。

ところが、自作のオートバイは、エンジンもキャブもマフラーだって寄せ集め。大変残念なことに、と言うかまったく当たり前なんだけど完成した状態ではセッティングが出ていない。
かろうじてエンジンはコースでかけたんだけど、ともかくピーキーで、どのくらいピーキーかと言えば、昔のツインショック80ccのモトクロッサーくらいピーキー。コーナーの立ち上がり越えてからのストレート直前でパワーバンドに乗ると、そのままアクセルターンみたいに一回転しちゃうくらい。スタートダッシュでボコボコもたついて、パワーバンドに乗った途端フロントが浮くんだ。
さらにリアのバネが柔らかくて立ち上がりでボヨンボヨン…。
リアブレーキも何度もエア抜きしてわかったのはマスターの径が小さ過ぎて、静止状態ではいいタッチなんだけど、走ると踏み込みが深過ぎて全然効かないってこと。
ひとつしかないブレーキなんだから大事にしたいよね。

さらにそんな状態だったロッドショー直前に撮影のために無理に乗って派手に転倒、肋骨を胸と背中で2カ所折っちゃった。
痛くて歩くのもままならなかったんだけど、強力な座薬の痛み止めでショーとオキドキレースはなんとかクリアした。
 年を越して、やっと身体が治って乗ってみたけど、なんか223の時みたいな、カメラ前で自在にスライド出来るようなコーナーの手前で思い切りよくリアを前に出すような(イメージだけどね)そういう「乗れてる感」がすっかりどこかに行っちゃったんだ。
それがフラットトラックの女神の手を離しちゃったってやつよ。

そして、やっぱりバイクのセッティングが出てないと乗りづらくて仕方ない。
ポジションもなんだかもうひとつしっくりこない。
だから、もう不調をバイクのせいにしなくていいように、この日は集中してセッティングしなおすことにした。
基本に立ち返って、ジェットを元に戻して、エアクリーナーも大きくして、
現場で早過ぎた点火時期を見直したりすると、ボコボコはすっかりなくなって、
だんだん乗りやすくなって来た。なんと言っても周りは一流どころのバイクメカニックだし、僕だって結構真剣にやってたんだから。
マフラーもいい感じに消音して、コースをバンバン走れるようになってきた。
ブレーキのマスターシリンダーも11ミリから14ミリに変更。
次はもっと良くなるはず。






こんな感じに水曜日の昼下がり。



スプーンのかわりにスパナでコーヒーをかき混ぜる

それはウソ


こういうステッカーとかイカしてるよね。



天気もいいし、暖かいし、気持ちも盛り上がって来るってもんだ
ね、吉田さん!
フラットトラックのエキスパートクラスのレーサーで
水戸のチップモーターサイクルの吉田さん。



この男、アップスイープマガジンのツル氏。
フラットトラックを始めてすぐ、アクセルを盛大に開けながら思い切りよく
バイクを寝かせてコーナーに進入する。なんとも度胸と思い切りがいいのである。
もうあっという間に進入スライドをマスターしそうになってる!と思ったら



杖なしでは歩行困難な感じになってしまったようである。
そうこうするうちに、イワキナンバーのクルマからもうひとり、
彼は左のヒザを痛くしているようである。



この日はなんとゼッケン70
大森選手が練習に来てくれた。
さっきのオーバーオール吉田先輩はなんと大森選手の育ての親。
すごい走りは僕の心を激しく盛り上げ、
そして今日のやる気をまったくなくさせるのに十分すぎた。




帰ってからカッコいいメッキの鉄ハンドルを
モトクロス用のアルミの鉄ハンドルに交換。
よりストレートで低いポジションになるはず。

アルミのハンドルはテンションあがるね。





17インチのバイクは、ただ前のシートを倒すだけで簡単にランドクルーザープラドに積めるよ。多分このクラスのクルマやミニバンならみんないけるはず。
トランポを新しく買わないでもいいのが
このHaveFunフラットトラッカーのいいところでもある。

と言う訳で、お問い合わせとか取材の申し込みは
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またね!