Wednesday, March 30, 2016

HOTBIKE Japan149

もう今月号読んだ?
表紙のこの特集すごいカッコいい。

現代のアメリカなんだって。




そして138ページを見てもらうと…

これ。
半ページで出してもらいました。

George the Barberと僕
去年アメリカで磯部さんに撮ってもらった写真。

宝田明の名言
「やってみなきゃわからない」
リリー・フランキーに「いい女の条件は?」と聞かれてそう答えたという





お隣はJUNK MOTOR!


インドアレースと

氷の上のレース

WL欲しくなる!


あ、これ作ってます。
69を76にして
細かいところも本物に近づけた
よりリアルなバージョン。
近日発売予定!




Monday, March 28, 2016

レンチラックを作る 締め切り前にね。

みんなはテストの前、あるいは提出しないといけない課題、
または仕事の締め切りが近づくと、無性に部屋を片付けたりしたくならないだろうか?
僕はなる。猛烈に片付けたくなる。
そして締め切りをなんとか越えると、あれほどもの狂おしいばかりに渦巻いていた片付け衝動はもうすっかり萎んでしまい、また暖かい混沌に満ちた日常に戻るのである。

しかし何かのタイミングで時間が出来ると、ついつい工作みたいな事をしたくなる。

もう五年以上前に作った真ん中の折りたたみ式踏み台
これを原型にコピーを作るのである。


片付ける時はとりあえず工具トレーをぶちまけてみたくなるのである

使うのはもちろん廃材


さくさく寸法を測ってどんどんコピー

天板を少し大きく、幅広くする。

出来上がったら側面に板を貼るよ

板が貼れたら工具を並べてどこに何を置くか考える。


ネジを打って工具をぶら下げる
これが作りたかったんだ。


上にはボックスを
反対側にはラチェットハンドルやエクステンションを置く予定。
ここまで作ったらとりあえず満足したので締め切りのある仕事に戻るのである。

またね!


Sunday, March 27, 2016

FCRの悩み ウソ 全然悩んでないよ

自分のメカニックセンスのなさをさらけ出すようで非常に言いたくないけど、

なんか最近どこかに遊びに行った時の完走率が低いんだ。
完走ってのはノートラブルで走り切るって事なんだけど、


雨の夜にヘッドライトが切れて怖い思いをしたり、
クラッチワイヤーのタイコが抜けたり、
高速道路上でパンクしたり、
みんなでどこか出かける時に誰かに迷惑かけてる。

パンクや球切れはある程度仕方ないとして、それもある程度まで。

迷惑かけると思うと、誰かと出かけるのが気が重くなっちゃう。

こないだなんか秩父までバイクで行こうと走ってたら。
途中の東松山あたりでディマースイッチの+線が車体にショートして
サーキットブレーカーが落ちてエンジンが止まりました。

国道だったから、コンビニの駐車場に入れて、荷物下ろしてヘルメット脱いで、
ちょっと一服してから怪しいところを調べたら原因はすぐわかったんだけど、
それ以前にショートはダメだろ、メカニックセンスないと思う。

自分のことだとついつい急いで乗りたくてやっつけ仕事になってることがあって、
だいたいピンポイントでそういうところがトラブルの元になってる。

前みたいに名古屋や仙台くらい普通に自走で

で、それとは関係ないけど、
最近河原で犬号使って遊ぶ機会があって、
簡単に出来る気持ちでアクセルターンしたらけっこう重いし難しいの。
110°くらいしかきれいに回らないし、支えてる足のヒザが痛くなっちゃう。
で、出来ない男はすぐに道具のせいにする。

そう、キャブレターをね、変えてようかと。
もともと犬号にはFCR41が付いてて、当時めちゃくちゃ濃くて、前のオーナーである弟が
中古販売店でセッティングを出してもらって来た時は機関車みたいに黒い煙を出してて
これで調子いいわけないだろ、って感じが長くてさ
ジェット買い替えたりいろいろやって、普通に走るようにはなってたんだけど、
「エボスポーツにBキャブつけてもまともに走らない」みたいなことを訳知り顔で言ってるやつがいて「そんな訳ねえだろ!」ってヤフオク5000円のBキャブを手に入れて
カウベル付けたりいろいろやって調子良く走るようになってたのは
このブログでずっと書いてたからみんな知ってるか。

まず元の状態に戻そうと。
この車体の雰囲気に合うのか
この時点では(今もだが)かなり不安

元から持ってた部品なんでサクサク換える

マニホールドもエアフィルターも差し込んで留めるタイプ。
このカバー、デカイし大げさなんで外してやると。



こんな感じ!見た目はそんな悪くないよ。
こんな風にエアフィルターが付いてる方がダートトラックマシンらしい。

さて、メカニックセンスのない男はここでコックをオンにするとキャブのそこかしこから
ガソリンが染み出てくる。
挙げ句にはオーバーフローまで始まる。
舌打ちしながら一度取り外して、中をバラして掃除して、ダメになってるパッキンを注文リストに書き出して
取り急ぎ液ガスで漏れを止めて、改めてエンジンかけてみる。

ビックリするくらいふつうにエンジンかかる。
ただキックしてやればかかる。

アイドリングもする。
ま、取り外すまでちゃんと動いてたんだから
当たり前か。

今回思い切ってシートをかなり前に移動した。
ツーリングでは何の問題もない、いや非常に快適な
シートの凹ませてある部分が
河原で遊ぶ時にはやけに気になる。
前後に動く時ここにケツがはまっちゃうんだ。
ダート遊び用にシート作ろうかな。




このシート下は敢えての隙間仕様



エアクリーナー付いてるとこんな感じ

うちにあったミリバーのプロテーパーもうまくゲタを履かせたら使えそうな感じ
でもインチバー好きだし、ハーレーってインチのイメージだし、
そもそも僕は手が大きい方だからそんなに困ってないので
これはもう少し先の話にしよう。


このままだとエアクリーナーがどこかに飛んで行きかねないので、
サポートを作る



ボール紙でうちにあったテキトーなアルミの平板に
9ミリと13ミリの穴をあけてクランクに折って完成。
元々フェンダーのステーで使ってたから、
ちょっとへんなところに要らない穴が開いてるが
僕はあまり気にしないんだ。
この鉄板フィルターなんだかイヤだったんだけど
いまこうやって他の部品が汚いの使ってるから
ぜんぜん気にならない。
雨よけカバーでも作ってやるかな。
実際悪くないし、エアフィルターをヒザでぐいぐいやっても全然問題ない。

フォークの長さも少し短くしよう
こちら短くする前

短くなった!
あれ、短いのと長いのの中間くらいの長さがいいかも知れない。

肝心の走りはまるで悪くない。
先週ちょっと貸してもらって乗った新型のツインカムみたい!とは行かないけど、
スルスルスルって回って普通のバイクみたい。
でも、ドォ〜〜ッ!って加速するBキャブみたいなパンチとは違うから
なんかちょっと物足りない気もする。
多分タイムを競うようなところではFCRの方が速く走れると思うけど
ハーレー乗ってる感というか、ドコドコドコッ!!ってまっすぐな道を走るには
Bキャブいいな。
エボスポーツはBではまともに走らないってのは
「Bキャブではエボスポーツは純正みたいには走らない」の間違いじゃないか?
同じに走る訳ねえだろバカ!キャブ違うんだから。

乱暴な言葉を使ってしまいました。

でもちょっとこのキャブでダートっぽいところで遊びたいので
エアクリーナー付けてセッティグとか試してみるよ。

現状はSJ#55
MJ#172
さっくりパイロットスクリュー回してアイドリングが一番高くて
アクセルの反応がいいあたりで合せた加減で
もう少しSJが小さくてもいいかも知れない。

この辺も変えたらまた報告します。





Thursday, March 24, 2016

コブラの悩み

音楽と本文は特に関係もありません

三月のはじめに、横浜に遊びに行きました。
朝起きて、昼頃着くように、そしたら環八走ってる最中ふと気が付いたら
携帯がない。
あれ?信号で止まって全部のポケットを探したけど、
秘密だらけの僕のiPhoneは影も形もありゃしない。
あああ…
さっきキックしてなかなかかからなくて、その後走り出した時
なんか落としたような
落とさななかったような、
そんな感じあったっけ…

なにしろ交通量の多い道路だし、わざわざ戻って見に行って環八名物iPhone煎餅を発見するのも
切ないのでそのまま待ち合わせのMC Funnyに向かう。

いや、もしかしたら玄関に置いて来たかも知れないじゃん。

空は晴れて、春を先取りしたみたいな天気なのに
なんかブルーな気分なのは携帯の不安か。

しかし現地に着くと電話がないのがこんなに気持ちよく
晴れ晴れした気持ちになるのかと自分でもビックリ。

バイクを撮るためにカメラがあるから
写真は撮れるしさ


で、今回の目的はこのT500



こうやって見るとすごく自然で普通なんだけど
リアフェンダーの長さから、シートからチャンバー、ハンドルも吟味に吟味を重ねて
悩みに悩んでこうなってる。

まさにコブラの悩みby忌野清志郎



どうです!この自然さ。
作業はヤギシタさんとシンディさん

このテールはどっか行っちゃったんだっけ?

僕も使ってるサンダープロダクツ製 幻のプラグホルダ

僕とヤギシタさんはバイクを並べて楽しみつつ、

自然に見える部品の取り付け、位置関係がいかに大切か
そしてその作業が大変なのか、

仕上がりが自然すぎることによって
いかに誰にも気づかれずにさびしい思いをするのか
熱く語り合うのである。


これ見て下さい。

自然でスマートなエストレアスクランブラー
現代のバイクだから部品も安心
一通り以上の手がびっしり入ってるけど実に自然
これはエストレアの中古車じゃないよ

エストレアベースのフルカスタム。
僕も使ってる往年のHONDAのフロントブレーキとかさ
シートもいいのが付いてるんだ。
でもヘッドライトみたいな走って壊れることがあるような部品は
手に入りやすくて高すぎない部品を使ってる
VMXにもヒルクライムにも林道も即ゴー!


お問合せはこちらに!
自然過ぎてカッコ良過ぎる

キーの頭にさりげないおしゃれ




と、僕が外のバイクを見ている間に

ハンドルを握りしめて瞑想にふけるオーナーさん


瞑想の邪魔しちゃいました。

ごめんなさい。



今はこのヘッドライトはさらに小振りになっていると言う。

同じT500からわざわざ初期型に買い替えただけのことはあるカッコ良さ。

鉄アウターにシンプルなドラム
オイルタンク
満月の向こう側に
ロゴが浮かび上がる


最初のうちは回しちゃダメっていうコーション

ハンドルもなんだか自然
自然すぎてシンディさんが帰るところ写真に撮ってない…


あ、そういえば大事なiPhoneは自宅の玄関で
出た時のままの位置に置いてあったのである。