ハリケーンランタンって知ってる?
電気がない時、ろうそくで明かりを灯すことはみんな知ってるだろ?
でももしその場に強い風が吹いていたら、ろうそくはすぐに吹き消されてしまう。
濡らした紙をろうそくに巻いて火をつけるとかなり違うが、それでも風の中ではかなり心もとない。
そこでハリケーンランタンだ。ハリケーンの中でも使えるか試したことはないが
けっこうな風があっても灯油で周りを明るく照らしてくれる。
以前はキャンドルランタンを使っていたんだけど、ホントに狭い範囲のための娯楽用って感じなんだ。
さて、このハリケーンランタンは今年の誕生日祝に自分で買ったやつ。
アマゾンで750円送料込み。
途中で品物が壊れたから再発送するって連絡がきて、ちょうど誕生日のその日にやってきた。
作りはそれはそれはチープなんだけど、機能がちゃんとしていれば問題ないのである。
平たい帯状の芯(ウィックって言うんだ)をきれいに角を落とすときれいな炎が出るって
UPマガジンのツルが教えてくれたので
早速切って灯油入れて試したら
とても雰囲気がいい
いいだろ?
写真はウリボウがくれたやつ。
しかしこのランタンにはちょっと困ったことがあったのである。
下の写真ちょっと再現ぽくてわざとらしいけど
缶みたいに圧着してあるところのカシメが甘くて
じわっと灯油が漏れて来るのである。
だいたい一晩おいておくと中身が半分以上流れて出ちゃう。
これでは実戦に投入できない。
それ以外は全く問題ない。
再度送ってもらってそれがまともな品という保証もないので
修理してみることにした。
まずはシーラントで埋めてみて、
ダメなら塗装を剥がしてハンダを流してみるか。
せっかく修理できてもあまり汚く直してあるとみんなが喜ぶし愛せなくなるので、マスキングテープで養生してやる。
その後液体ガスケットを隙間に擦り込むように注入してやる。
余分なところは拭き取って完全に乾く前にマスキングテープを剥がす。
ほら、そんなに悪くないだろ?
2日後に恐る恐る灯油を入れてみたが全然漏れない。
これでまたキャンプに持って行ける。
明るさや電池の持ち、簡単さではLEDランタンに勝る物はないかもしれない。
でも手元の必要なだけの場所を必要なだけの明るさで照らすことって
とてもいいと思うんだ。
わざわざ不便を楽しみにキャンプに行くならなおさらだ。
今年はこれを持ってキャンプに行こう。
ではまた!