ごめんなさい。
世間は名古屋speed and customとか、チキチキVMXとか沸いていたみたいだけど
僕はずっと締め切りの国で仕事をしていました。
名古屋のspeed and customは改華堂の小川さん主催だし、毎年とても楽しみにしているから
すごく残念だったけど、行けなかったんだ。
その間SNSでうっとおしく寝てないアピールしまくって、朝から翌朝まで毎日ひたすら絵を描いて直して台本書いてコンテ書いて…
本当に寝てねえんだもん。
HBJの締め切りって、だいたい合宿前にイケダ編集長に今号はいつまで?って聞いて
その後のスケジュールを組むんだ。時間買い切りじゃないし、他の仕事もあるから。
だいたい次の仕事のスケジュールを入れとかないと食えないからね。
それがちょいちょい締め切りが伸びて次の仕事とかぶっちゃう。
今回は年度末で他にもたくさん仕事の締め切りがあってさ、
結構な綱渡りにスケジュール組んでたのに、合宿がまさかの丸二日延長…
別件の年度末の締め切りは延びるわけもなく、ただ詰まるだけ。
これまた結果から言えば俺はやったぜ。
実際のところはあと少しって感じなんだけど、本当に寝れない日々は終わった。
HBJ中は3人でやってるから誰かが落ちると「おい!寝たら死ぬぞ!」なんて励まし合ってなんとか凌いだんだけど、本当につらいのは自分ひとりになってから。
僕はしょっちゅう締めきりで徹夜してるイメージがあるけど
実際のところ普段は朝6時半に起きて8時から仕事して午前中いっぱいから午後にかけて手を動かしたり原稿書いたり、あと絵を描く仕事も終わらせちゃう。
午後は打ち合わせ行ったり戻って資料作ったり調べものをして翌日の仕事に備える。
もう25年もやってるからだいたいこんなペースで締め切り前に大忙しになったり寝れなくならないように周到に調整しているのである。
だって眠れないとか、お休みがないと質の高い仕事は出来ないから。
予定外に長電話が来たりするとすごく迷惑なのである。
電話はさ、たまに夜遅くからやるよ。遠くの友達とあらかじめ何となく約束して、
まるでカウンターに並んで飲んでるみたいな感じで話しながらビール飲みつつ長電話。
うんと罰当たりなこと言って笑ったりしてさ。
でも普段はちゃんと夕方食事して、それからバイクの部品を作ったりブログ書いて、日付が変わって、
もうダメだ…って感じで力つきて寝るのが一番いい。
翌日は犬に起こされて散歩からスタート。
だから計画通りにやれば絶対そんな酷いことにならないはずなんだ。
多過ぎる分量は信用出来る外注先にお願いして、自分のペースで仕事が終わってみんなが幸せになるようにやってるのさ。
ところがHBJもT-SPORT(ああ、もう2ヶ月くらい行ってないT-SPORTみんな元気かな)も他の人の会社だから、
自分のペースでは仕事が出来ない。バイク屋さんはともかく、HBJの合宿となると飯だってほぼコンビニ、食いたいもの食えないし、風呂も思い切って銭湯まで入りに行かないといけないし、トイレだって建物の裏にある遠くて暗くて寒い屋外トイレだから膀胱パンパンになるまで我慢。本当に自分のペースってものがないんだ。
僕は請負でよその仕事もやるからだいたい合わせられるんだけど、疲れることには変わりない。テンパって来て顔の見えない電話で横柄な態度とるヤツも出て来るし、
普段ならそんなオカマ笑ってシカトなんだけどこっちも猛烈に腹立ってくる。
ま、大人になると経験値も上がるけど無理も利かなくなって来るってことなんだな。
でも記事は一生懸命書くよ。だいたい取材メモを取っておいて、それをざっとテキストにまとめてから編集部に行くのが一番やりやすい。
今回なんて3人で会話してそれを記事にする鼎談(ていだん)形式だったんだけど、うっかり同じスペースに入る記事書いちゃったりして、もったいなかったな。
ところで来月のJOINTSにはHBJの仕事で行く予定。
そこで鋳物を持って行きます。作るのにお金だってかかるし、いつまでもあると思うと油断するから、数量限定で作って持って行く。そんでもう作らない。
定番のタイマーカバーはまた作るかも知れないけど、
一期一会みたいな感じって大切なんじゃないかと思う。
どんなものを持って行くかは今号はHBJにも載せてもらえなかったからここで今度発表するよ。
こないだなんて僕の鋳物の紹介記事のタイトルがさ「この文字はダミーです」なんだぜ。
ちょっと甘く見られてるよな。
というわけでHBJ155号は27日発売。
日付が変わって昨日だよ。
*追記:なんと今回は発売日の翌日、それも編集部から直接届いたよ!
じゃ、次回いつ更新出来るかわかんないけど
みんな元気でね!