Tuesday, March 13, 2018

ナツの話

Facebookに書いたんだけど、ちょっと強烈と言うか強過ぎるという話を何人かの友達から言われて、確かにタイムラインに表示させて無理矢理読んでもらう話題じゃなかったなと思ってこちらに転載します。

地震の翌年の3月12日。僕は広島のバイクショーの帰り、夜行バスの中でナツの最期を知りました。初めて行った広島でしたが、ウエストジャパンの会場ではほとんど何も売れず、やっと売れた3800円のカバーで5000円もおつりをごまかされて、これはこういう会場の販売に慣れてなかった僕がわるかったんだけど。
飲み会では生ビール2杯で1万円近いひどい割り勘で、これも僕が飲めないのが原因だったけど。
ともかくいろいろとぐったりな旅のとどめがこれかよっていうナツの死。
 今まで14年一緒に暮らして仕事にも遊びにもいつも一緒だったから先に行くならひとこと言ってくれたらいいのに。
僕は鋳物もバイクも酔っぱらいも何もかもがイヤになって、冷たく固くなったナツを抱いて泣きました。
出かける前のバタバタで、寝ているナツに行って来ますって言わなかったのが今もすごく悔やまれる。
でも、ナツの死は今の自分に大事なものとそうでもないものをナツが身をもって教えてくれたのだと思います。
 短い人生の中で特にいらないものや、関わっても消耗するものとは距離を置いて、やりたいこと、出来ることを必死にやった方がいいよってこと。
ナツ、僕はとりあえず元気でやっているよ。








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