気がつけばもう2024年、20210年から始めたこのブログも、錆びたブランコ、剥がれたペンキ、訪れる人もない腐りかけの公園みたいになってます。
インスタグラムメインでいろいろ投稿していましたがやっぱりブログもいいよね。
NOTEとかスレッズも試してみたけどどうもピンとこない。
こちらは文章メインで書いてみたい。ここ何年かMOTONAVIっていうバイク雑誌で記事を書いています。もともと文才もないし、書きたくてたまらないタイプではないけど、自分が見てきて面白いと思ったものを誰かに紹介するのは好きなんだ。常態敬体混じりのいい感じでテキトーな文章はちゃんと直されてパッケージに詰められちゃうけど、それもまた面白いかと。
ホットバイクの時は気に入っているフレーズを修正されると結構逆らってここは敢えてこう書いてあるんだから直さないでほしいなんて生意気言ってたけどさ。あれも今思えば贅沢で楽しい時間だったな。
さてさてここには全く書いていなかったけど、僕は新しくオートバイを買いました。イギリス製のAJSってやつ。再販の小排気量のAJSではなくてどうやら1960年式という話でチップモーターサイクルの吉田さんから譲っていただいたんだ。最近はもうそれに夢中であちこち開けたり測ったり、オイルを点したり磨いたり。つまり楽しんでるってこと。去年の8月半ばにやってきて9月の頭にはエンジンがかかってた。エンジンはバルブを押す仕組みがガチャガチャ盛大な音を立てるけどこれはタペット調
整でだいぶ静かになった。
タペット調整だって、上死点出して手でロッカーアームをカタカタってやってその感覚でうん、このくらい!ってわかっちゃう。この感覚がわかればどんなエンジンでもできちゃうんだと思う。バイクの気持ちになってこのくらいだなっていうのはタペット調整では結構いけると思う。
AJSを始めてからインスタグラムでみんながいろんなことを教えてくれる。本当に親切に部品を貸してくれたり、そしてみなさん知識がすごい!こういう知識は失敗して違う部品が来ちゃったり、間違えて壊れちゃって直したり、いろんな経験から得られるものなんだ。それを会ったこともない僕に教えてくれたり、本当に感謝しかない。吉田さんもいろんなことに相談に乗ってくれるし、ありがたい限りです。
時々エンジンがかからなくなったり、ギアが変えられなくなったり、僕をヒヤヒヤさせながらも、AJSはなかなか好調なのである。こないだクラッチ一式交換しようと思って年式を調べていたら、フレームの打刻の位置、各部品の形状、クラッチのスタッドが5本あること、そして決定的だったのはギアボックスが1954年式とわかったので、これは1954ー1957あたりの年式だって雰囲気が濃厚になってきた。さあ、来週末は大洗サンドフラッツ。どうなりますことやら。
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