Thursday, November 9, 2017

工具や道具がない時のステアリングダンパー取り付け

レッドブルで使ったこのカート防水が効いて雨に濡れても意外に溶けなかったよ

この車、万が一のクラッシュでは袋の内側にぎっしり詰めたお米状の緩衝材が
どっと飛び出す仕組み。
もちろん緩衝材の効果も期待した上に
袋の表面がお米でパンパンになっているように見える効果もある。



あんなに頑張って軽量化したのに
車検では重さも測ってなかった。
ま、確かに数キロ重過ぎたからってどうってことない感じ


ここから見たらどう見ても袋である


カバーはとても評判よかった。



今日の話はこのステアリングダンパーの取り付けについて。
ステアリングコラムあたりに付けて、
ロッドからバーを取り出して作動させればいいんだけど、
ここは友達の納屋兼作業場で、そんなにすごい設備はない。
そこでどうやって取り付けるか、自宅でもできるステー類の作り方。

いつもの工作用紙から、モノタロウの段ボールで型紙を起こす

こんな感じ。この2個の穴の間隔はとても重要なので
大きな板のうちにこの位置関係で穴をあけておく

こういうことね。
こういうシンプルな形は高速カッターとサンダーがあれば難なく作ることが出来るよ。


ほらね。


ちょっと面倒なのはこっちのブラケット側、ダンパーのアームを避けるように
すこし複雑な形をしている。
もうみんなもよく知ってるドリルを連続させる方法で切る。
ツルッと隣の穴にドリルの刃が滑り込まないように、ポンチで穴をあけたい部分に
凹みを付けておくといい。
こんな感じで仮に固定して
ハンドルの切れ角度や、作動の具合を確認する。




大丈夫そうなので溶接しよう

わずかに干渉しそうな部分は、ケチらず労力を惜しまずどんどん削ろう!
走ったり動いたりするものは、計算上よりかならず少し余計にクリアランスが必要になる。
ダンパー完成!本番では山でテストした時のようなハンドルのふらつきはほぼなくなり、
かなりしっかりしたハンドリングになった。




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