15工程を越える機械加工をして作っていた鋳物の分割ハンドル用ライザー。
ダクタイル鋳鉄で鋳造後、一晩かけて熱処理して、切り粉がくるくるってゼンマイみたいに巻くような弾力がある素晴らしいものを
きっちり加工してもらった自信作だったのだけど、
先日家でバイクを押してたら、スタンドが外れて左側に倒してしまい、
そしたらライザーのところから「ピキン!」って音がして
よく見たらクランプしたところの真上が割れていました。
ショック。とても気に入ってた部品だし、自分用にももうスペアがないから。
でも、それより今使っている人のことが気になるのでこの記事を書きました。
クランプ部分は力任せにバカ締めしないでください。
ちゃんと弾力もあるし、テストではギュウギュウ締めたし、
ピキーン!って音がして
よく見たらこうなってた。
もちろん簡単には割れないけど、
そういうことがわからないで力任せに締める人だったらちょっと自信がないです。
また転倒したらクランプ部が割れていないかよく確認して下さい。
機械であるし、鋳物だし、ハンドルの部分なので、製品の品質にはとても気を遣って、
出来たものは
壊れそうなくらいネジを締めたり、ハンドルもガンガン切ってテストしました。
鋳物屋さんも加工屋さんも万全を期して作って下さったのですが、
今回割れたことが、製品に起因するものなのか、ライザーとは倒したらこうなるものなのか
原因の結論がでないのが現状です。
僕としては鋳物ライザーは生産を中止するという判断をせざるを得ない状況です。
これを読んで、僕から買ったライザーをもう使いたくないという人がいたらメールください。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
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