やっぱり自分でなんとかするよりない訳で。
ともかく自分で考えたアウトラインに合わせて盛っては削ってボディを作る。
だんだん出来て来たと思わないか?
タンクとサイドカバーが一体化してそれらしくなって来たはずだ。
上の段ボールが、
下の発泡樹脂になんとか変換されてきてる。
タンクとサイドカバーの距離が長い。
上の写真でエンジンにかかり過ぎていた赤い点線の部分を切ったのが下の写真
さらに長く見えないか?
そうなる予感ははじめからしていたので、僕も対策は考えていたのである。
もともと聡明だから、その辺は抜かりがないのだ。
ほら、跨がるとますますだらんと長い
長くて喜ばしいのは世界的スキーヤーのアレだけで十分だ
ノコで切る
しかしほとんど発泡してないからまるでプラスチックを切ってるみたいだ
切れ目を入れて真ん中を抜くと
なんと!左側ばっかり1センチ近く厚みがあるじゃないか!
いやー切っておいて良かった。
ここで厚みの左右差も修正して
タンク位置を約1インチ後退させる。
すごくすっきりしたのは僕だけである。
そんなことはわかっている。
こういう微妙でさらに面倒くさい作業は本人以外だれも歓迎しない。
上が切る前
下が切って詰めた後。
基本的にこだわりでやってるのでこうなってしまう
こだわ・る こだはる [3]
( 動ラ五[四] )
①
心が何かにとらわれて,自由に考えることができなくなる。気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。 「金に-・る人」 「済んだことにいつまでも-・るな」
②
普通は軽視されがちなことにまで好みを主張する。 「ビールの銘柄に-・る」
③
物事がとどこおる。障る。 「脇差の鍔(つば)が横つ腹へ-・つていてえのだ/滑稽本・膝栗毛 6」
④
他人からの働きかけをこばむ。なんくせをつける。 「達ておいとまを願ひ給へ共,郡司師高-・つて埒明けず/浄瑠璃・娥哥がるた」
つまり、「気にしなくてもいいことを気にする」がために「自由に考えることができなく」なり「普段は軽視されがちなことにまで好みを主張する」
まさに今日のブログはそのオンパレード。
普段の暮らしにこんな人物がいたら大問題である。
そしてそれが僕だ。
僕はいい、まあ自分のことだし自分でやってるんだから。
でも中には自分では何もしない(あるいは出来ない)で、つきっきりで指示するタイプもいる。
僕が知ってるだけでも4人ほどそういうタイプがいるが、本人は「育ててやっている」くらいの気持ちなんだろうけど、
育てられる方はたまったもんじゃない。
初めは良くてもだんだん自分の考えが出て来たら絶対衝突する。
最後には追い越されちゃう。
だって指示だけしてる人は自分で作れないんだから仕方ないけど。
まあ、僕の想像でしかないが。
ともかくこだわりを発揮したいなら自分で作業するのが一番。僕は今回もそう思ったし
これからもそうだと思う。
他人の指先は7回生まれ変わっても、どんなにホモな関係を築いて心と心が通じ合っても、自分の思い通りにはならない。
結局のところあんまり上手くなくても、何度やり直しになっても、自分でやるのが一番自分の思い通りになるってこと。
誤解しないで欲しいんだけど、僕は自分で出来ない人や、やらない人をどうこう言ってるんじゃないよ。すごい細部にわたる細かいこだわりがあるのに自分でやらないで微に入り細にわたって他人に指示をしたがる極めて一部の人は自分でやったらもっと思い通りに行きますよと言いたいだけなんです。
僕はボロいけど自分の道具買って良かった。
気が小さいので他人様の道具はどうも落ち着かないんです。
でも去年の年末はT-Sportの道具をまるで自分のもののように使わせてもらって、
塗装の時はつきっきりで細かく細かくお願いしてた。
寝不足でマスク無しで塗装してる横に立ってつきっきりにやってたら、最後は溶剤で意識を失いかけた。
なんでこんなに眠いんだろう?って何度も自問自答しながら最後ヒザがガクっとなって気が付いたんだ。これは溶剤にやられてるんだなって。
だから指示しまくる人の気持ちがまるっきりわからない訳ではない。
出来たものを「僕が作ったようなもの」と言いたい気持ちもわかる。
「作ったような」は「作った」とは全然ちがうんだけどさ。
作る側にはたくさんこだわってもらいだけなんだな。
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