プロ野球のバックネット裏のチケットをもらって行ってみたものの
5分で飽きてお客を眺めたり、ビールの売り子を眺めてるうちに誰かがホームランを打って、その瞬間も見ていないものだからイマイチ盛り上がらない。
蒸し暑い外で生温くなったビールを飲んでるうちに試合にも観客を眺めるのにも飽きて
6回の表あたりには帰って来ちゃう。
プロ野球ってアナウンスもなしにただ見るにはそれなりの集中力が必要なんだということはわかった。
マラソンを沿道に見に行く人の気持ちもわからない。
オリンピックなんて徹夜で見てる人は誰の何をそんなに応援しているのか。
僕は見ず知らずの他人を応援するほど気持ちに余裕のないクソ野郎です。
もちろん知っている人や仲間を応援したい気持ちはいつだってある。
実際に作業を手伝ったり、誰かの代わりに何かを手配をするのは応援の気持ちの表れだし、そうやった結果いいものが出来たら僕もうれしくなる。
でも、それは会った事もないサッカー選手が外国に行って試合するのを集まって観戦して最後に感動して泣いたりするのとは絶対に違う。世の中にある数少ない「絶対」のひとつだ。
同じ会社、同じ県の出身ってだけで応援するあの感じもわからない。
たまたま同じバスに乗り合わせたことのあるやつを必死で応援したりしないだろ?
そんな訳で今日も自分のためにこつこつとバイクを作るクソ野郎、それが僕。
イタリアのカッコいい自転車乗りのおじさんたちは必死に誰かを応援したりするのかしら?
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