まるで信用できないネット情報によればマイナスネジは1935年あたりにフィリップスが
特許を申請してこの世にやって来たらしい。
でも昔はまだまだ高価で流通してなかったんだ。
マイナスネジはいざという時はナイフでもそこらの板でも回せるし
汎用性はあったんだな。
僕が子供の頃、確か1973年に建てた実家はまだあちこちにマイナスネジが使われてる。
マイナスってちょっといい感じだし、ネジの頭の断面がきれいなドーム型になってるのが多い。
だから僕がプラスのネジをマイナスに改造する時は、少し頭を盛ってから
ボール盤に加えてヤスリで整形して、
最後に金ノコでマイナスの擦り割り(マイナスの溝をそう呼ぶんだ)を入れる。
この時は電気部品のマイナスを頭丸く加工した。
こうやって要らない部分を咥えて加工する。
これではまだ頭が平たすぎる
こういうヘキサゴンのネジが
こうなるとちょっと嬉しい。
こっちはベル型エアクリーナに干渉するネジの頭を削るやり方
こうやってチャックに咥えて固定したら
最後は必ずダイスを通さないと潰れたネジ山がキャブレター側のアルミのボディをダメにしちゃうから注意
このくらい頭が小さくなる。
サイドが切り立ってるのも好きだな。
軽く焙ってから廃油にジュッと浸けて
完成
出来た!
作業そのものが地味だなあ…
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