次号のホットバイクのためにあちこち取材して来ました。
次号は題して「旧車パラダイス」
パンヘッド以前の旧いハーレーを特集する企画。
旧車の特集をしてくださいってハガキは一定の数で必ずあるし、やっぱり人気の企画なんだけど、僕は正直なところそれほど旧車に興味があった訳ではない。
だって値段が高額過ぎるじゃん、2000万円とかするんだぜ!
旧いバイクがさ。もう乗り物ではなくてコレクターズアイテムの領域。
おっかなくて絶対乗れない値段だよ。
この価格高騰はこの3〜4年の話で、それまではナックルヘッドやパンヘッドも隅々まで純正とかにこだわらなければ200〜300万で売ってたりした。
関東圏は山ちゃんとイケダ編集長が行ったらしいんだけど、
本当は僕も行きたかった気になる店がたくさん出て来るよ。
今までメディアに出たことがない名店もあるし、記事が楽しみで仕方ない。
そう、僕はホットバイクは時々買ってたから、ゲラ刷りの段階で記事が読めるなんて最高の贅沢なのである。
それがいつしか自分で書いて自分で読むっていう少々複雑なことになっているけどさ。
僕が行った中京関西方面の記事はもう書き始めてます。
こっちでは素晴らしいコンディションのパンヘッドを試乗させてもらうという幸運に恵まれた。
僕はジョッキーの経験はあるけど、ロッカークラッチのタンクシフトに乗るのは初めて。
だからしばらく前からバイクに乗る時はロッカークラッチのイメージトレーニングをしてた。行きの車の中でもなんとなくシフトのタイミングでカカトを踏み込んで、ギアを変えて爪先を踏み込んでクラッチを繋ぐ練習。
乗り物は得意だしそんなに心配してなかったんだけど、むしろエンジンかける方が大変だった。初めの一回目にエンジンかけるのに難儀してるところをイケダくんに見られちゃったもんだから「乗れたね、エンジンはかけられなかったケド」って。
パンヘッドのハイドラグライドは本当に軽くて気持ちいい乗り物だった。この続きは本を読んでください。
すぐに書かないと忘れちゃうからね。
最初の頃は原稿を書き終わってからホットバイク編集部にカン詰になってたんだけど、
最近はレイアウトに合わせて分量が決まってから書くことになる。
ついつい言いたいことが増えちゃうから切ったり貼ったりして内容を整理するのが本当に大変。改行だってブログではいろんな文字数で表示されるから特に気にしてないんだけど雑誌では改行して2文字で終わり、なんてのはみっともないからいろいろ調整しないとならない。
それでも先に原稿書いてしまえば、早い者勝ちでレイアウトを原稿に合わせてもらえるんだ。幸いなことに僕は原稿書くのがかなり好きでまったく苦にならない。
ちょっと言っちゃうと前号の巻頭は全体のショップの9割を僕に書かせてもらった。
最後にイケダ編集長がささっと雰囲気を直して全体のトーンを揃えるからどれを誰が書いたかわかる人は少ないんじゃないかな?
いい文章を書こうとかそういう意気込みより、僕の印象を第三者がわかる言葉に置き換えて、伝わりやすい文を書こうと思ってやってる。
そう言う意味ではこのブログとは全然方向性が違う。
似たような文章ではあるんだけどさ。
と言う訳でHBJ155号は今月27日発売予定!
刮目して待て!
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