Monday, February 19, 2018

犬族のスタンド製作とケースの応急修理

こんにちは、寒いけど元気?
僕も寒いけど、こないだなんか夜中の2時に凍えながらバイクで帰って来たよ。
寒いかって?そりゃ寒いさ。さらにカブは6Vだから電熱服が使えないんだけど
なんとか大丈夫!パルスジェネレータを交換した郵政カブ改め半分ハンターはなかなか快調だぜ。

ところでバイクのスタンド、今まではWR250Fで使ってたキックスタンド、いわゆるサイドスタンドを使ってたんだ。
どこでも立てられるし、スタンド持ち歩かなくていいしさ。
でもやっぱりレーサーっぽくしたくて、トライアングル型のスタンドが欲しくなって。
スタンドそのものは3000円くらいでどこでも手に入るんだけど
FTRは車高がすごく低いからこれに合うようなトライアングルは売ってない。
おまけにアクスルには穴が開いてないから、メインのフレームにあるキャップを外して
そこに差せるように、すこし太くないといけないんだ

で、自作しました。

13ミリの鉄の丸棒。

どのくらいの長さを必要とするか決めるために、
針金を用意する。これが設計の元になる。
フレームに差し込む部分は外径22ミリの鉄パイプにした。

どうでもいい針金でサックリと作ってみる。


いい感じだろ?

僕の作業のモットーは緻密さと大胆さ。
かの映画の巨匠、黒澤明はこう言った。
「天使のように細心に、悪魔のように大胆に、それが私の心構えだ」
僕の心構えとまるで同じじゃないか。

この緻密で大胆な原型を元に、鉄の丸棒のどこで曲げるかをマジックで写し取り、
サンダーの刃で切れ込みを入れる。
アセチレンとかプレスとか、きれいに曲げるやり方はいろいろあるけど
僕はこの方法で狙った場所を狙い通りに曲げる。



アールの大きさは切れ込みの間隔、曲げの角度は切れ込みの深さと数で調整。


こうやって曲げて
曲げたりなかったらまた少し切れ込みを入れてさ。


こうやって曲げたままだと当然弱いので、
切れ込みは後で半自動溶接機で溶接して補強しておく。
溶接したら微妙なゆがみや湾曲をハンマーで修正。
実用にはまったく関係ないが、やっぱり見た目も愛せるものを使いたいじゃん。
黒皮もはがしてこんな感じです。

ほら、それらしく見えると思わない?

このパイプの穴に差して使う。
このあと軽く錆び止めしてから赤く塗って完成
パイプはバンク角を稼ぐために斜めにカットしてある。
ここまで傾けるのかって?
モチロンさ!
僕のFTRのステップは古いセローの左ステップを改造して、
FTR250とほぼ同じ位置に上げて少しバックしてある。




それと、何度も左側で転倒してたら
ジェネレーターカバーに亀裂が入ってオイルが滲むようになってきた。

こんな感じで停めてると下に垂れる。
これは大変良くないので

カブのケースや600のオイルフィルターのフタもこれで直して何年も乗ってる
クイックスチールのペーストタイプで補修。
これ弾力もあってすごい密着度なんだ。
ここはまた擦るだろうから
結果を書くよ

新品の19インチ
まだ真ん中にはヒゲが残ってるのに
左側だけかなり減って来た。
K180はひっくり返してまた履けるからうれしいよね。

今日はスタンドを立ててお別れしましょう!
またね!




















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