ハロー皆さん
今日は久し振りに犬号のこと。
思うところあって犬号の事はあまりこまめにアップしないで
大きな変化があった時だけ記事を書こうと思ってる。
その分相対的に部品作りや遊んでる記事が増えちゃうんだけど
やっぱり犬号の記事はとても人気ある。
今日?今日は大きな変化があったからアップするのさ。
うちに碧南の工場長からこんな荷物が届いた。
これは…
プチプチを剥がすと…
出た!
きれいにメッキがかかって回り留めもキチンと溶接してもらってある!
自分用にメッキをしてもらったのは生まれて初めて。
いやあきれいなもんだねえ
アクスルが入るところは鋳物肌というより
型のパーティングラインやリブの造形で鋳物感を表現。
早く組み立てたくてうずうずしてたけど、先週は仕事が目白押しで何もできない。
仕方なくとりあえずインナーチューブを差して、
眺める。
回り留めもいい感じでしょ?
何度も言うけど、こういうトンネルみたいな形に切ってちょうど真ん中に穴を開けるのって結構大変なんだぜ。
まるで素人みたいなこと言うけど、素人だからさ。
ボール紙に作ってみて、納得がいったら鉄板を切り出して
まず下穴を開けてから、本番の穴を開けて、角を丸くして
最後に手が当たって痛い角を落としてフォークのアールに沿わせて丸みを付けるんだけど
万力にはさんで叩いたり
反対側を挟んでアールをゆるくして点付け溶接したのを工場長に送って
TIG溶接してもらってからメッキに出してもらった。
どうだろう?
ここはまだ溶接出来てない。
車体に組んでセンターを出してから溶接する。
たまらず仮組してみたけどこれはいい感じ。
富士山の山頂は削らずにアウターを外に逃がした。
アクスルの回りを一段高く、しかし元々は高い方が面の位置だったので
手ヤスリで穴の周囲を残して削った。
どれだけヒマなんだ?って思うかも知れないけど勘弁してくれよ。
カッコいい方がいいじゃん。
こっちが削る前
思えばこうやってゴシゴシやって切って削ってたんだ。
トリプルも輪郭だけだったのをここまでヤスって削って作った。
サンダーやリューターも使ったけど
削り過ぎたらアウトなので本当に少しずつ確認しながら、
端で見てたら本当に遅々として進まない速度で
でも休まずコツコツ削ってたんだなあ。
大神戸のナロー33トリプルを見せてもらったり、自分が持っている35のトリプルや、
いろんなショーの会場や駐車場で写真を撮って心の中で再構成してこの形にした。
自分でやったとは思えないくらい丁寧に作ってあるね。
仕上げはいろいろ悩んで黒塗装にした。
パーカーライジングも考えたけど
パーカー仕上げでもっとカッコいいバイクはたくさんあるし、
やっぱり今はちょっとパーカーが流行ってるという感じもあるから、へそ曲がりな僕は他のやり方を探そうかと、でもこのバイク自体、
いつも純正的な方向で改造することを心がけてたから、純正らしくアンダーブラケットは黒塗装、アッパーは銀色にしてみようかな。
さあ、週末になっていよいよ少し時間が出来た。
前回りをサクサクばらす
ベアリング塗り込みツールがないので、ヌルヌルなグリスを手でベアリングの隙間までグリグリすり込んでトリプルを取り付け。
サクッと組んでみたら…
なんと急にノーマルタンクが巨大化した。
いや、タンクの大きさは変わらなくて
前が小さくなったんだ。
外径はリアタイヤの方が大きいんだけど
気になるような前下がり感はないね。
去年の12月がこんな感じ
あれから9ヶ月…
この自作タンクもこれより一回り大きくなって
リアも18インチに変わって
シートフレームの位置も少し下がって
リアのパイプもほんの少し短くなってる。
セルモーターもなくなったり電装も一新してる。
一番変わったのは走れるようになったってことか。
改造したのははっきり見えないところばっかりだけど、走行しながらダメなところを
対策して来た部分でもある。
前から見たらこんな感じ。
まずはフロントブレーキが使えるように、それからヘッドライトが点くように、
来週までに乗れるようにしないと!
またね!
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