たまにはちょっといいカメラで。
小さくて低いタンクは単体で見るといいんだけど、ヘッドライトがデカく見えるし、
タンクの上端よりライトのマウント位置もかなり高くなっちゃう。
出先でナットが緩んでぐらぐらになったこともあるステップ。
位置を研究するために鉄板に穴を開けて3カ所で試してここに落ち着いた。
ノーマルよりけっこう低くて少し後ろ。
サンダーで削ったブレーキもだんだん味わいが出て来た。
この鉄製カバー自分では相当気に入ってるんだ。
アルミの塊のエボエンジンにも、鉄ヘッドのアイアンにも良く似合う。
お値段7000円+税です。
在庫があと3つくらい。
その走りはかなりデチューンされてしまった。
スタイルを全てに優先させた結果、デザインに性能が追いついていない部品があってさ、
高速走行中にレンズの隙間から雨水が入って電気が切れたり、
せっかく作ったアルミリアフェンダーをマウントボルトが緩んで自分で踏んでぐしゃぐしゃにしたこともあったり、
昨日も書いたけどフォークが動かなくて怖い思いしたり、
カッコいい鉄のクラッチレバーの引きストロークが微妙に足りなくて、渋滞にハマるとクラッチ切れなくてニュートラルに入りにくくなったり、
自分で作ったクラッチケーブルのタイコのハンダ付けは半年に一度抜けちゃったり。
乗ってるといろんなダメ出しというかマイナートラブルが出て来るんだ。
だいたい自分で作ったバイクだから自分が悪くてさ
使うボルト径が細かったとか、最後の決めにあたって雑な部分が問題を起こしてる。
クラッチなんていわゆるアーリタイプのパワーレバーに戻したらその軽さに泣けて来た。
レバーの形状って大事だよね。
以前にAdayで買ったバーネットっぽいスロットル、普通に売ってるスロットルインナーと互換性がないもんで、すり減ってたハウジングをだましだまし使ってたら、環七の陸橋でアクセルが戻らなくなってそのまま離陸しちゃいそうになった。
正確にはスロットルは戻したんだけどワイヤーが戻らなかったという本当にこの世から離陸しかねない事象でさ、とっさにクラッチ切ってリアブレーキ踏んだから速度は落ちたけど、咆哮する獣に跨がる俺、夕暮れの環七、仰天してこっち見てるドライバーズ。
バイクが形になってから完成するまでのダメ出しって大事だなと。
自分が作ったバイクのダメな話はあまりしたくないけど、実際のところ、乗り始めた時はそんなにダメじゃなかったんだ。
時間と距離を乗ってるうちにいろんなことが起きたり弱点がわかったりする。
そもそもHONDAの三木君がものすごく心配してくれてた真っ直ぐ走るのか?って問題は、ネックを立ててからも自作リジッドにしてからも特に問題なく、
初めはネックが立った分すこし変わった感じがしたけど、少し走ってからネックのベアリングをすこし締めたくらいでまるで問題なくなって、
走りながらジャンパーのジッパー上げたりヘルメットのアゴヒモを締め直すくらい全然問題なく両手離しができる。
実際ネックが立ったのとサスが短くなったから始めフラフラする印象だったけど、今は大分慣れてきた。
橋の段差や高架の道路の継ぎ目はそれなりにショックがあるから気をつけなくてはいけないけど、特に問題ない。
一番自分でショックだったのは、腰の耐リジッド時間が短いってこと。
丸一日乗って帰って来ると、背中がすごく痛苦しい。
若い時に砂漠行ったりアレやったり、うんと人生を楽しんだから、人より早めに腰の耐用年数が過ぎちゃってるのは知ってたんだけど、こうも現実を突きつけられるとちょっと悔しいね。
だからって乗らないわけじゃないけどさ。
アイアンはリアサスつけたままにしとこう。
車検取ってフロント21インチにしたいな。
No comments:
Post a Comment