なんか自分の意見とか書くとものすごく「いいね」が少ない。
ま、親指だか中指ひとつでノーリスクで押せる「イイネ」なんてネットのカスみたいなもんだけどさ。
こないだネットを眺めてたら「最も恐ろしい武器は握りしめた正義かも知れない。」なんて書いてある。
ちょっといいこと言うな、って思うことはしょっちゅうだけど、
5分も経ったら忘れちゃうような、その程度のいいことばっかり。
でもこれはまあ覚えてられる部類。
自分が正しい、って信じて意見の違う他人を徹底的に叩く人がいる。
吊るしとかイデオロギーの違いとかもそう。
小さい頃におちんちんでも触られたのか、隣国の人をともかく貶し倒す人、
または発電の方法を巡って意見が対立する人、ともかく貶し合う。
貶したり貶めたり(けなしたりおとしめたり)すると溜飲(りゅういん)が下がる、つまりすっきりする訳ではあるが、事態は何も解消しない。
特に、相手に直接文句を言うならまだしも(ぼくは時々やっちゃう)
自分の意見発表みたいな感じで相手をこき下ろす人も多い。
例えば僕は絶対的に核を使う原子力発電はよくないと思っている。
だけどその発電を推進する人にバカ野郎だとか中毒だとか公開で言ってみるとする。(前に言ってたかも知れないケド)
言われた本人が「ああ、僕らは馬鹿で中毒のコジキでした!目が覚めたので一緒に反対しましょう!」ってなることはなく、むしろ反発するだろう。
ひどいことを高いところに登って叫ぶと、一時的に本人はスッキリするかも知れないけど、
あまりにも堂々と他人のことを声高に悪く罵る人の意見はみんなちょっと警戒するだろう。
ヘイトスピーチしてる人を見ると「正しい」と思うより、怖いとか気持ち悪いと感じるのが本音だし、
僕には、かっこいい人たちというよりはかわいそうな人たちに見える。
同じことを自分の意見に反対する人たちに僕がやったら、やっぱり第三者にはそう見えるのかと思う。
正義や正直を武器に他人を痛めつけるところは全然カッコ良くないし、みんなの反感は買っても共感は得られないのではないか。
でもさ、相手に面と向かって「バカ野郎!」って言うのは許してね。
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