暑さも吹き飛ぶくらい嬉しいことがあったので報告
いや、言いたいだけか…
去年くらいからずっと構想してた分割ハンドル用クランプ、
試作をお願いしてたんだけどついにそれが出来たのである。
ベースはボルトの間がきれいな半円形になってる方のクランプ。
こういうの出すとどこかがあっという間にマネして売るんだけど
売れるまでの間も、マネの商品が出た後も売れるように
手作業で丁寧にやっている部分と、精度が必要な部分は機械加工できちんと仕上げるのを使い分けて、当時の質感を大切にしつつ最新の精度で取り付けに支障が出ないようにする。
今回は初の試みとして中子を使ってもらった。
全部無垢で作れば鋳物としてはより簡単で確実に出来るんだけど、
後の機械加工の手間や費用、
それに当時の本物の作り方に可能な限り近づけたいという僕の要望で
パイプ状の型を作ってもらって
そこに砂を入れて中子として鋳造した。
生まれたての鋳物はこんな感じ
写真を見るだけでドキドキして仕方ない。
デザインは
何も足さない、何も引かない
純正に準じた作り。
市販する時は、少し足の短いタイプを作る予定。
それも足を切るだけなんですがね。
機械加工してもらう。
穴開けてネジを立てて、穴をさらって
割を入れて…
これが機械加工が終わった状態
相当いい!
ここは鋭いので面取りをする。
僕はオフロードバイクのクランプとかも
もう手に入れたら反射的に甲丸ヤスリで面を取るんだ。
そうすることで転倒した時にハンドルが折れることをかなり防げる。
曲がっても帰って来れるけど、折れたら結構キツいぜ。
面取りと言っても角を丸めて当たりを柔らかくするだけ。
パーツクリーナーで洗って
黒く塗装
下につや消しの錆び止めを塗ってからつやあり黒で仕上げる
鋳物の肌もきれいなクランプが出来た!
何カ所か改善したらテストをして販売予定!
今週末のニューオーダーに試作を持って行くから
興味のある人は声かけて下さい。
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