Tuesday, November 5, 2013

フェンダー問題急転直下の解決か!

これは10月の初め。
フロントが長く、リアが下がって見える
これは後付けした鋳物のストラットが下がってるから余計そう見えてた。

いろいろあったけどフェンダーの側面に板を貼ってサイドを少し深く被せる。


ストラットの下からも少しフェンダーが見えるように…
こうするとタイヤがフェンダーに干渉しちまう!!

見た目は悪くないんだけどな

フロントは申し分ない。
そこでリアフェンダーを持ち上げてクリアランスを確保しながら
もう少し詰り感をなくして…
なんてやってたら一昨日の迷走状態になって
フェンダーをカチ上げたり、ショックを少し長くしたり短くしたり
いろんな事をやっていたら
こんなカッコ悪い事に!!!
これはひどい!!





見かねた河田さんからアドバイスをもらった。
リアフェンダーを短く、
ストラットは水平に。




動揺を抑えつつまずはショックをもとの長さに戻して、

フェンダーとタンクの位置を少しずつ動かしながら前後の関係でぴったりくる場所を決めて行く。
これが一番後ろ

中くらい


もう少し前
実際はこの間に何枚かあって
パソコンも使って最適な位置を探す。

ストラットもボルトを一本外して水平を見てみる。
これなら少しフェンダーを持ち上げて更に前進しながらも
カチ上がった感なく、さらにストラットの下のフェンダーにも充分なスペースがある。

後ろ姿もあまり上がり過ぎてない。

ではこの角度でストラットが自然に固定出来るようにするには

問題の部分はここ。
アッパーマウントの位置は変えたくないので、
ショックスタッドの直後から上向きに曲げる。

これが

こうなるくらい。
ストラットとフレームの間の角度が曲げたい角度と同じになる。
そこでその角度をボール紙に写し取って
もう一度確認して、その分を曲げる。


やり方はこれ、オールドスクールなチョッパースタイル。
サンダーで切れ込みを入れて叩いて曲げる。

オールドスクールだろ?
でもあるのはサンダーと半自動溶接機だけなので
うちでやるならこの方法がベスト。
そのために何度も測ったり位置を決めるのに時間をかけるんだ。

アメリカ人は首に切れ込み入れて2人がかりでハンマーで叩いて
ネックの角度を変えたりしてたみたいだよ。


さて、ここで角度を確認する為に仮組みする。
写真はない。
でも角度はこれでよいことがわかったので

反対側も切れ込みを入れる

曲げるとこうなる!
ピッタリだね。

ここがうまく行かないと何度か同じ事を繰り返してうまく行くまでやる。

角度よし!距離良し!

ここでもう一度仮組み。
この仮組ってのは何度となく繰り返される作業。


シートベースも載せてみて
違和感がないか、タイヤとストラットの角度は良好か?
いろんな位置関係を検証。
これでいいじゃないか。

そこでてっぺんだけ溶接して開かないようにして、
側面に開先という切れ込みを入れる。
これで分厚い鉄が下まで溶接できる。
今回初めてサンダーを使いながらシャッターを切ってみた。

この後丹念に溶接、
スパッタが飛ぶからカメラはないよ。
そしてビードを削って、少し凹んだ部分は盛って
ヤスリをかけて

こんな感じだ!
ストラットが水平になっただけでフェンダーは
まるでノーマルみたいにキチンと付いてるし、リア周りのわざとらしさゼロになった。
タンクも前が下がってぐっと落ち着いて見える。
これが前。
なに?ストラットの角度が変わってないって??
君ぃ、それではイカンな。
よく見るとフロントタイヤが画面下辺に近いでしょう?
上の写真は前上がりで撮ってるんだ。
フェンダーも短くなってかなり軽快になったよ。
タンクの前側もずいぶん下がってる。



はやく35ナローをもう一度組みたい!
と言うわけで今夜はここまで!
おやすみなさい。

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