Thursday, January 14, 2016

机に向かったらさっと仕事にとりかかれる方法

さて昨日話した机に向かったらさっと仕事にとりかかれる方法

はじめに言っておけば僕はその辺の切り替えが一番苦手な相当のダメ人間。

こつこつ仕上げて締め切り1週間前に終わらせるなんてまず考えられないタイプ。
それどころかかなりヤバくなっても「乗らねえー!」なんて苦しんでる。
その代わりと言ったらアレだけど、若い頃はいわゆる「ギリギリパワー」を出すのが上手かった。
これは締め切りから逆算して本当にギリギリの日だけを設定しておく。それまでは絶対その仕事に手を付けない。
もう間に合わない!とか催促の連絡がきてドキドキしたりヤバいヤバい!って思っても手を付けないんだ。
デッドラインから一気に自分を解き放つ。
その頃にはもう仕事がやりたくてたまらない気分になってるからさっと始められるって寸法だ。
ただ欠点としては、スタート時間の設定を間違えると締め切りをオーバーしたり、
始めてから終わるまで仮眠どころかまったく休憩出来ないようなことにもなりかねない。

利点はともかく短い時間で終わるということ。
フリーランスにとって時間は一番の値打ちがあるもの。
自分のために使える時間がなによりの贅沢品なのである。


でもこういう力技は年々辛くなってくる。ギリギリパワーが枯渇したらと考えると怖くて夜も眠れなくなる、なんてことはなく毎晩ぐっすり寝てますが。

で、最近よく使ってるのが仕事をする時以外絶対に机に向かわないやり方。
もちろん仕事そのものは机に向かってやるんだけど

机の前に座ったら、ともかく問答無用に作業なり仕事なりを始める。

その前にはモニタの向きやキーボードの位置、マウスの電池残量も確認、鉛筆は全部削って、消しゴムやらペンタブレットもさっと使える状態にしてライトの角度もばっちりにセッティングしておくんだ。
雑然としてないとダメなんだけど、気が散る物があってもダメ。
椅子は前傾姿勢が固定出来るアーロンチェア。
ヘッドレストがないのがダメって人もいるけど、僕はこの椅子に座っている間はヘッドレストを使いたいと思わないくらい前のめりに仕事する。
この椅子の革製の肘掛けに肘を乗せた延長線上にちょうどマウスが来て手が自然に動かせるようにしてさ。

で、仕事は始めてみたものの、どうしても気分が乗らなかったり、
休憩するときは椅子から降りて木で出来た一人掛けソファに乗り換える。

ともかく仕事の椅子に座るときは遊ばない、グダグダとネットを見たりしない。
この椅子は仕事をするためだけの僕のコックピットと割り切っておくと

だんだん机に向かったらさっと仕事をするような感覚が身に付いてくる。
村上春樹も言っていたけど身体(彼は筋肉って言ってたか)は使役動物みたいなものだから「ここではこの仕事をしてもらわないと困るんですよ」って辛抱強く訓練することでいつの間にかそれが習慣付いちゃうのである。

誰にも何の参考にもならない話でごめん。






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