完成形は頭の中にあるし、やり方も完全にわかっている。
ただそれを形にしたらいいだけ。
しばらく前にブログで書いたっけ。
そしてこのブログをwebバージョンで見てる人はインスタグラムで見て知ってるだろう。
参考までにインスタグラムは
一日何回かは更新してるからこっちで写真を見てもいいんだぜ。
タイトルにある小さいクロッカーテール
クロッカーテールは知ってる?
で、最近みんなも知ってる縦ナンバー禁止法
ホントどんどん窮屈な世の中になってるぜ
言いたいことも言えず、テレビがうっとうしいからネットをみたらやっぱりSMAPの話題
SMAPネタは非表示とかに出来ないのかよ
それはそうとしてその縦ナンバー禁止法に対抗措置として犬号に作ろうとしたのが
クロッカーテール
聡明な諸君は自作ったり(これ造語ね)しないで
いろんなお店からお買い求めすることをお勧めしておこう。
さてそんな素敵なクロッカーテールだけど僕のバイクには尻尾というか
前側のステーがちょっと、いやかなり長い。
背も少し高い。
じゃ少し短く、小さく作ればいいか…
そう、あの良くない癖であるリサイズ癖がまた出てしまったのである!
しかし!今回の僕はひと味違う。
以前の僕ならすべてを小さく、なんて言ってレンズまでを小さく削ったり
自作していただろう
しかしそうやると全体が小さくなっちゃってミニチュアみたいになって僕の身体や
バイクの他の部分との調和がとれなくなること必定
全てが小さいバイクにはそれで良いのかも知れないが
基本普通サイズで作ってる僕のバイクには
ミニチュアでなく、ちょっとデフォルメした感じ
つまりレンズはそのままのサイズで灯体を小さくすることにした。
レンズはずいぶん前に買っておいたガラスレンズでまあまあなの。
でもこんな尻尾のは売ってないし見たこともない
やっぱり ない物は作る!ってなっちゃうんだ。
自分の時間を使って作るんだから文句ないだろう?
ない物は作る!といいながら実際は「作らせる」って人も多いよ
つーかそれがまともな大人のやり方だ。
でも自分自身の手を動かすことで考えもまとまるし
自分が何をカッコいいと思ってるのか
どういう形が好きなのかを知ることができる。
それに、誰かにこういうの作って!って頼んで
出来上がったのを見て、気に入らないからやり直し!
って言うのは僕は好きなやり方じゃない。
頼む時に上手に自分のイメージを表現出来たら相手に伝わっていたかも知れないし
僕自身の仕事でも「なんか違う」っていう、すごく表現力に乏しい
残念なクライアントのわがままで、どうやったら気に入るのかがわからないまま
作り直しをすることがあるからだ。
アレは本当にがっかりするしモチベーションが下がる
「何回作り直させた」って自慢している某財閥の末裔を名乗るクソ野郎もいたけど
それは君の表現力の乏しさが招いた結果だから、バーカ!
そういうヤツには手下に絶対逆らわない奴隷がいる。
サーフィンとかやっちゃってカッコ付けてるけど思いっきり舎弟
お前がデカイ声で威張っても裏でペコペコしてるの知ってるからカッコ悪いだけだぜ
某国産スポーツカーやユニフロースカベンジングディーゼルトラックの仕事したことある人なら誰のことがすぐわかるよね
リンク貼ってやりたいけど大人なのでやりません
今、そんなやり直しコジキと無縁の暮らしが出来て僕はとても幸せです。
そんなことはどうでもいい
僕にはもう完成形が見えている。
あとは手を動かしてイメージを形にするだけ
まずはスタイロフォームから彫り出すのだ
前からと横から見た図をマジックで描いて
カッターでザックリ輪郭を切り出したら
造形開始!
僕はこういう作業がとても好きなのである
始めはカッター
その後は金ノコの刃
そして今回初めて使ってとても良かったのが
鉄ブラシと銅ブラシ
これがね、もうびっくりするくらい効率よく削れて
銅ブラシで滑らかな表面になる
これはちょっとケチなヤツなら企業秘密とか言って教えたくないくらいの武器になる
こんな感じで出来て来た
可愛いけど少し背が高いので
切って詰めて熱で溶かすタイプのグルーガンで固定
こんな感じだ
もうイメージがつかめて来たろ?
この後ランプの中をくり抜きたいんだけど
なんと!いつも使ってたリョービのリューターが焼けちゃってさ
少し回ってたんだけど分解してみたらモーターの中からバラバラ!って
部品が飛び出してきてそれでおしまい。
似たようなモーターを買って修理しようと思って放置プレイ
仕方ないのでボール盤に回転砥石とかいろいろ試しながらレンズのサイズに穴をあける
どうして短くしたいかと言えば
こういうこと。
タンデム部分とフェンダーの端までのスペースがないんだ。
別にサドル付けてることもあるからもう少し長くてもいいけど
このシートの時はこのランプで行きたい。
そうか、もう少し長いのも作ったらいいんだ
と言う訳で次回はもう少し尻尾が長いバージョンと
鋳造の部分まで!
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