Saturday, January 23, 2016

砂型テールランプの作り方 完成編

ソケットを仕込んで点灯試験してみる。
このソケットはエボスポーツ純正のゴムで包まれたタイプなので
そのまま突っ込むだけで位置が決まって振動も吸収される予定。




思ったより明るいけど、明かり光がかなり散る

ナンバー灯のスリットからも白い光が出るが
ナンバー自体は紅い光になっちゃう。
保安基準で番号灯は白くなくてはいけないので
車検対応とはいかなかったけど
市販の車検用スパルトレンズを入れたら検査通るはず。
今度の車検でトライしてくるよ


来週は短いのを仕上げよう。
平行して木型で作れないか試してみたい。


木型で中子を使えれば
こんな不細工なデカ穴を開けなくても十分軽くなる
元々が320gくらいだった本体は
約100gの減量
この削り作業がともかく時間と手間がかかるのである。
大変な上に穴の見た目はご覧の通りかなり良くない。
ドリルで何個も穴を開けて繋げて大きな穴にしてるから
やっぱりカッコ悪いんだ。

自分用なら時間のある時にゴシゴシしたらいいけど、
製品化するなら裏はきれいにしたいじゃん。





このフライスの刃で中をさらったらよくなるかな
残念ながらうちには25ミリの刃をくわえられるチャックがないので
この作業は外部にお願いすることになる。

穴開け前のかたまり状態。
アルミが隅々までよく流れるためには真ん中の穴は小さい方がいい。
なんなら完全に埋まってて最後に開けるのが一番きれいに鋳造出来るから
つい埋めちゃってるんだ。

次はレンズを固定するためのクリップが入る溝を彫る


小さくなったサンダーの刃はこういう時に活躍する

本体をきっちり固定して
サンダーを両手で持って少しずつ、間違いないように削る。
ここでしくじると今までの苦労がまさに水の泡
実際は全体を削る前にやっておいてもいいな。

溝は一気にいかないで90°くらいずつ丁寧に

11時から3時の方向に溝ができてるのがわかるかな?

溝が出来たら、クリップを作る。
こんなの売ってると思うんだけどさ
買いに行くくらいなら作った方が全然早い。

ぐるっと丸めて長さを合わせたら
ガスで真っ赤になるまで焙って水に急冷しておく。


気持ちよくパチンと嵌まる
本体とガラスレンズの間には黒いウレタンのパッキンを切っていれてある。


ちょっと順番が前後しちゃったけどマーキングして穴開け

出来たよ


小さいけどレンズは普通の50ミリだから
幅狭いフェンダーにも合う。

FXのフロントフェンダーに付けたらこんな感じ。
キャップボルトを使ってるけど、ロックナットを手に入れてマイナスネジに換えなきゃ

フェンダーからナンバーがこのくらいはみ出す。

ピリオンパッドを乗せても大丈夫




配線を布巻き線に変えて電気を繋いで完成!
拍子抜けするくらい普通。

欲しい人いる?

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