作業だけ書くとただのキャプションだね。
最近はまとまって時間がとれないので本当に細切れに作業してます。
仕事が忙しいってのはいいことだけどいろいろ焦ります。
牛の鈴も仕上げまであと少しで超硬のリューターの歯がダメになっちゃった
買って来ないと!
18インチと16インチを比べてみる。
センターがドロップしてない分印象が違うのも含めて、かなり大きさが違う。
このまま組みたいところだけど、
フランジをきれいにしたり
それからいちばんやりたくないリムのブラスト作業。
全体を砂で梨地にしてやる。
メッキを剥がしていろんな処理するやりかたもあるけど、
犬号はリムのメッキを残しておきたい。
やっぱりリムバンドの下はニップルから水が入るし、
メッキがあっても宿命的に錆びてくるので
雨でも乗る予定の犬号ではリムのメッキは必須。
そこでメッキの表面にブラストをあててテクスチャをつける。
アストロツールで売ってる一番安い吸い上げ式のブラストガンで
茶箱の中で撃つ!
砂が飛び散るのでこのまますっぽり白い工事シートをかぶる。
中ではマスクとメガネ
かなり怪しい。
肝心のブラストは20秒使ったら5分エアを溜める感じで3時間。
メッキは硬いし砂は専用じゃないただの珪砂、効率悪いことこの上ない。
やり始めて1分で思い出した!
フロントやったときもう二度とこのやり方はしないって心に誓ったことを。
手首の出てるところに砂が当たって皮膚が剥がれて火傷みたいに痛いし、
ともかく汗かいて耳の中まで砂だらけ。
本当に1回エアが溜まって出来る部分はほんの数センチ平方。
こういうのを業者に外注出来るのがプロなんだ。
しかし僕は家で2千円のガンで終わるまでやる。
これがアマチュアの醍醐味。いや本当はお金払ってやってもらえたらどんなにいいか。
丁寧に最後までやったら必ず終わる作業なんだから我慢してやろうぜって自分に言い聞かせながら汗がしみてヒリヒリする手首のことを忘れて
ただ砂を撃つ!撃つ!撃つ!
タンクの水分で時々砂が詰まってそれを掃除してまた撃つ。
こうやって苦労して作ったリムはまだらで結構悲しい。
でも灯油をしみ込ませた布で砂を拭き取って、アブラの付いた手で作業してるとだんだんいい雰囲気になっていく。
そして自分でブラストしたリムへの愛着はひとしおなのである。
順番が前後するけど、
ニップルは新品があったのに
このアタマが六角なやつを可能な限り再使用。
ニップルがキツいところがあったので穴をひろげてやる。
スポーク組みはあまり好きじゃないので
こういう段取りはなるべく丁寧に始めた時に探し物したり
別の作業で中断しないように
きちんと段取りすることが大事。
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