加古川の工場が軒を連ねる一角にswingはある。
詳しい説明は本に出てるからそっちを見てもらうとして
これまた僕が乗ってみたかったアイアン。
エンジンを見てもわかるようにポイントカバーが付いてて四角いネックの時代なんだけど、全体から出て来る雰囲気はもっと昔に感じる。
リジッドかと思うシルエットはリジッドバー。
41ミリのフォークをナローなトリプルに組んであって
フロントノーブレーキ。
彼が黒田さん、なんというか研究肌で、そして前に見せてもらったエボスポーツも
エボで出来る限りのことをやってある究極的スポーツスター
トライアンフもSRもある。
こういうのさらっと乗れる大人になりたい。
さていよいよエンジンをかけてくれる。
始動にはちょっとコツが要って、
フロート室がないから、一瞬コックをオンにしてガスを送ってからキックして、ボボボってなったらすかさずアクセルを少しだけ合わせて左手はマッハでコックをオン!
マグだからキックの勢いもそれなりに必要。
キャブの中身を見せてもらう
見て感心して写真撮り忘れたバカ者が僕です。
アイアンとエボと2台で並んで港まで行く。
カメラが近い
2人乗りで撮ったみたいだけど並走
誌面の分量の関係で詳しく書けなかったけど、
走り出しは実にスムーズ。
アイドリングは苦労したというだけあってピタリと安定してる。
加速も全然問題ない。
もしもう少し良くなる余地があるとしたら
アイアンのパンチ感みたいのが感じられるようになったら
さらに楽しくなるかな。
でもアイドリングなんて考えられていないレース用キャブをここまで調教したのは
素晴らしい。
見た目だけじゃなくてバンバン走れちゃうんだから。
キャブに目を奪われがちだけど、
車体がカッコいいと思わないか?
スイングアームは1960年代後期からある長いタイプなんだけど
そっちの方が車体が大きくなって、ちょっと大きめの人が乗った感じも自然なサイズ
これこそスキニーバイク。
ずっと眺めていたくなる。
これから四国中央まで行かなくちゃいけないので
後ろ髪を引かれる思いでお礼を言って出発した。
次回は是非エボスポーツにも乗せてください。
このバイク見てこの形のハンドルがにわかに気になり出した。
運転しやすいしシルエットもスムーズでいいな。
こんな雰囲気で差し込みみたいにしてあるリジッドバー。
ボルトオンリジットみたいな雰囲気。
アルミのオイルタンクも手製。
黒田さんありがとうございました。
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