Tuesday, November 9, 2021

家と塀の隙間に小屋を建てる。


やあ、がらくたのように見える宝物に押しつぶされそうな人生です。

10年くらい前に建てた物置。手元にあった合板でテキトーに作ったので

半分は台風で飛ばされ、半分は表面がボロボロになって横からの雨漏りが酷いことに。

台風の後など、ボール盤のドリルのプーリーに水がたまっていることも。

これはいけない!と思い立ち改修をしよう。

隙間から室内が見えるってことはここから水が入るということ

本当にこんな状態でよくがんばってくれました。
小屋の終わりには土間が。エアコンの室外機がコンクリートの塀に面しているので、
夏は熱がこもり冬は冷凍庫みたいに冷たくなる 。
今回はこのコンクリの塀にも穴をあけて、シュラウドで隣地に風を抜く
 ちなみに隣地は配電盤とかある裏庭

工事の前にいろいろなものを撤去。
いらないものは処分。
床面は室外機より高く。エアコンが簡単に交換できるように、床板も外しやすく。

材料はたったこれだけで約4万
この垂木は一束8000円超え
一本1200円越えてるじゃん!
絶対なにかがおかしい。と思ったらコロナのせいで材木の値段が急上昇だという。
コロナのせいで給料が急上昇してるのは政治家と竹中平蔵くらいかと思ったが。
 

サクサクと枠組みを作っている。
塀は壁を兼用するので塀の上から建築スタートだ。


万年塀の笠木のような蓋をはずしてその上に垂木を沿わせて、上に伸ばす。
反対側の壁は家の外壁だ。

臭い物には蓋、ボロい外壁は外に垂木の枠を回して波板で覆うのである。

このベニヤ板は室内側からむしり取るように撤去だ。
だんだんめんどくさくなって来るが、もうここまできたらやめられない。
しかし材木が高い。やる気を失う高さだ。

100円ショップで買った広角レンズで撮ってみる。

狭い。こんな物作って意味があるかわからないくらい狭い。
内寸で600ミリ×1800ミリ
畳一枚の2/3サイズの小屋に4万。馬鹿なのか俺は。
ばかばかしいことをやっているという認識だけはある。

しかし手を休めることなく高い屋根に上って波板を固定する。
僕はじつに勤勉な時がごくたまにあるのです。
 

作業が途中でも波板で囲っておくことができる。もうこれで雨が吹き込むことはなさそうだ。
そして何日か作業の後、小屋にはタイヤやホイールみたいなものや、タンクなど形があってかさばるものが引っ越して来た。
当初ドアにしようと思っていた突き当たりも壁にしてやった。
これで北風に悩まされることなく溶接や作業ができるのである。
おしまい。


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