犬小屋の北側の壁面は、完全に開放されているので、北風が容赦なく吹き込む冬場の作業は本当に辛い、なので春の訪れは実に喜ばしい。
バイクの作業も進めてみようという気分になる。
ここでうっかりしていると、あっという間に外にある何もかもが雨に濡れて錆びる梅雨が来て、それから数週間もすると猛烈な湿度で灼熱の太陽が照りつける真夏になってしまうので、ともかく今がんばらなくてはいけない。
今週やったリア周りを仕上げたら、
左右で30ミリ狭くなったストラットの取り付け方を検討して、狭くなった部分に合わせてシートベースも考えなくてはいけないし、
フロントサスも今は仮の39が入ってる。
これはまた後で少し加工した35フォークに戻す予定。
フロントのホイールは新しく手に入れた古い国産のドラム付きハブに、少し幅の狭いリムでスポークを組む予定。
ネック回りを少し直して、新しいフロントが出来たら、やっと外装に入れる。
タンクの位置と深さ、リアフェンダーも、少し詰めていかなくては。
住宅地という制約があるのでバイクの作業が出来るのは日中の数時間しかなく、
治安がいいとは言い難い地域なので、車両はかならず室内にしまうことにしている。
つまり、バラしていても最後はかならずローリングできるようにして終えなくてはいけないのだ。
もちろんフレームを切ったり大掛かりな作業の場合は友達の工場の一隅を貸してもらうこともあるが、それでも何日も置きっぱなしというわけにも行かない。
先日のシートポスト移動も、今回のストラット移動も、昼前頃から始めて夕方には形にしなくてはいけないので、段取りがかなり重要な要素になってくる。
ダーティダグアンダーソンは「切る前に3度考えろ」と言っていたけど、はじめの頃は
何度も考えたつもりでも切り過ぎたり削り過ぎて部品を買い直したりいろんな目に遭った。
今はなるべく切る前に切って組み立てるイメージまでを何度も頭の中で試作して、
次に木切れやボール紙で実際に作って、いよいよ行ける!と踏んだら一気に作業するようになってきた。
紙をちょきちょきする所から全部載せてると全然作業が進まないので
ブログではその辺を割愛してる場合も多々あるし、
金属の切り粉やスタイロフォームや樹脂の削りカスがたくさん出るような作業では
写真を撮れないことも多い。
つまり、皆さんに見てもらっているのは作業の一部なのです。
全部記録しておきたい気もするけど、一人でやってるから跨がるシーンだってセルフタイマーだし、この辺がいいところかな。
春が来て本当にうれしくなったのはもしかしたらバイクを作り始めてかも知れないなあ。
今日はまとまりがない話になってしまいました。
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