Monday, December 15, 2014

自作派 一人でする作業と友達とする作業。

http://funnycustom.blogspot.jp/2014/12/yokohama-hotrod-custom-show-2014-03.html
ファニーさんが我々のことを紹介してくれている。

僕が何を作る時でも楽しんでいるというファニーさんの見立ては大変正しい。

いつも言ってる目的と手段ってやつだ。
僕は辛い思いをするのが目的ではない。求めているのは好きなバイクを手に入れる事。

目的は自分の好きなバイクや部品、シャツやアクセサリーを作る事であって、苦行をすることではない。
もちろんそのためにはキツい事や辛い事、腹立たしいこともある。
うまく行かないで泣き言を言いたくなることだってあるけど、
いい事だってある。
この「いぬちょ」犬号は僕だけの力ではまだネックとトップチューブとエンジンだけしかなかっただろう。
工場長やAKOさん、7thさん、他にもたくさんのバイク屋さんや友達が工場やガレージや作業場を貸してくれて、大事な道具を使わせてくれて、自分の大事な時間を使って部品を作ってくれた。


仲良しの友達とわいわい作った学芸会の出し物みたい見えるなら、そうかも知れないけど、それじゃいけない理由があるなら知りたい。

16歳からバイクに乗り始めたけど、今までずっとチョッパーもプライベーターのレーサーも誰かのガレージや作業場で仲間とああだこうだ言いながら作るものだと思ってた。

僕がメキシコでレースに出たときも、アメリカで借りたモーターホームの中にバイクを入れて、ライトやタイヤ、サスペンションやタンクの改造を手分けしてやったし、

日本の友達の作業場で砂漠のレースマシンを作って、夜中にみんなで海岸で試乗してから翌日バラして手荷物にして飛行機で運んだり、本当に一人だったら心が折れそうな事だって、みんなでわいわい言いながらやるのが楽しいんだ。

もちろん自分との対話の時間は必要だし、バイク作りは基本的に孤独な作業。
しかし孤独と向き合い続けると、何がカッコいいのか、自分がやっていることが合ってるのか、わからなくなるのも事実。

どちらも楽しめたら一番いいよね。




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