うまくできないということで気持ちばかり焦っていましたが、
よく考えてみたら誰かに「やれ」と言われたら絶対やりたくないことばかり
自分から進んでやってきていました。
例えばTシャツ
手で描いて
Photoshopで描いて
大嫌いなベジェ曲線に直す作業して
印刷出して
なんだか心配で作業を見に行って
どんときたシャツを丁寧に畳んで
サイズごとにわけて
本当に僕の苦手な作業ばっかりだけど
一生懸命やってました。
下の写真左側の35ミリフォーク用のトリプルだって
輪郭とおおまかな段差を削ってもらうのを一日千秋の思いで待ちわびて
それが出来て来たら
手でゴシゴシ削って
チクチクする切り粉のリューターでビュンビュン削って
ちょっと離れて眺めて
純正のトリプルと見比べて
またちょっと削って
悩みながら紙ヤスリかけて
鋳物みたいに凸凹付けて
手首から顔から首筋まで細かい鉄の針みたいな切り粉が刺さって
不快な日々をすごして(今はちゃんと防御してるけど)
ハンドルストッパー付けて
色塗って
やっと形になった。
今からもう一つ作るなんて
ちょっと考えたくない感じで
夢中になってやってたよ
僕にとってもの作りは
修行じゃないし
ただやりたいからやる
作りたいから作るわけだし
自分のために止むに止まれぬ気持ちで一気に手が動く感じ
完成形はいつも頭にあって
それをどうやってソリッドな形にするかを悩むけど
どういう形にするかはあまり悩まないかもしれない
作る事をひたすら苦しむのもひとつのスタイルだと思うし
メンドクサイけどプロだからちゃちゃってやっちゃうぜ!っていうポーズもあると思う
ぼくはただ突き動かされるみたいにつくる
というわけで必死でつくった
シャツなんかも持って行きます
JOINTS
なんか最後がコマーシャルみたいだったね
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