ここの読者は土日はそれぞれの充実した人生を過ごしているみたいでけっこう健全。
なので金曜から日曜まではバイクと関係ないことも書くよ。
僕はと言えば毎日不毛な仕事と結構楽しい仕事、あとは謎の仕事が適当に組み合わさってやって来るから、なんとかやってます。
毎日じゃないけど、通勤時間に片足が浮いたままになるくらい混雑した電車に乗ることも、一晩中仕事になっちゃって夜明けを見ながら家に帰ったり、時にはちょっとヒマで困っちゃったり、まあいろんな事があるよ。
わかってることだけど、最近仕事でまた痛感しちゃったことがある。
人はそれぞれの利益を追求するために仕事をするということと、目的がはっきりしている方が結果が出やすいということ。
約束をきちんと守ったり、みんなにいい人と思われたりしたい人と、
純粋にお金が好きで出世したくて仕事してる人では、余計なことを考えずにお金と出世を第一に考えてる人の方が金銭面でうまく行くのは当たり前の事。
みんなによくも思われたい、お金も欲しいではどちらもうまく行かなくて当然。
お金持ってるヤツは税金にだってけちけちしてるし、
自分が主催するパーティーで会費を取って人と金の両方を集めるなんて
普通の感覚では気が狂ったとしか思えないことを平然とやってのける。
政治家の資金集めパーティーなんか普通の感覚ではないよね。
実際も、あんなイヤなヤツが何故とんとんと出世するのに、取引先の僕にも親切な彼の出世はどうしてもう一つなんだろ?ってことはけっこうあるよね。
そんな世の中は本当にイヤだけど、目的がはっきりしてると強いということの具体的な例だと思う。
さて僕の目的ってなんだろう?
ビジネスに関してはそれなりの目的を自分で把握しているものの、
実際はついつい嫌われたくない、いい人という評判も欲しくて詰めの甘い仕事になってやしないだろうか?
あ、ふざける話していい?
僕は一生懸命仕事をやるけど、必ずふざける。ちょっと冗談言ったりさ。
ふざけるのがきらいな人っているじゃん。そういう人にとても評判が悪いんだ。
移動中のロケバスの中でふざけてて、出入り禁止になったこともあるよ。
すごく真面目に撮影したし、朝は3時から起きてたし。
ただ最後、クルマが制作会社に戻って来たその時にエンジニアのO原さんと下ネタ言って笑ってただけなのに。
不真面目で不愉快だっていうんだぜ。
俺たちすごく真面目に仕事してたぜ。人一倍真面目にやってた!
いるんだよ、ふざけてると真面目に仕事をやっていないと思ってる人。
そういうヤツに限って不器用で、ふざけたり、きちんとしたりをパッと切り替えられなくて、一度ふざけたら止まらなくなっちゃうような人なんだ。
ふざけた事を言うのと、真面目に仕事しないのは僕にとってはまるで違う。
冗談の一つも言えない息苦しい職場では質の高い仕事なんて出来ない。
休憩すると怠けてると思う人もいる。
質の高い仕事には集中力が不可欠だ。
そのためには、全体を見て疲れてる人、集中が切れかかってる人がいたら早めに休憩して休んでる時は頭を切り替えて下らない話をする必要がある。
休憩!って言ってただ黙ってお茶なんか飲んでると、今までやっていた仕事を頭の中で反芻しちゃって、全然心が休まらないからだ。
ここは一つ、自分の性的失敗談でも披露してみんなに笑ってもらって、
頭を切り替えて仕事の続きが出来るようにしたい。
僕が演出の仕事を始めた時、先輩のカメラマンが、
「いい演出家の条件は、食事の時、みんなの真ん中で話題の中心になってみんなと話をしながら飯が食えること」だと言った。
演出は現場のリーダーだし、リーダーとは孤独なポジションである。
だから食事のときはみんなとコミュニケーションをとって撮影中にいえない本音を汲み取る必要があるし、本番の緊張感をそのまま食事にもちこまない心配りが必要なんだって。
たまには緊張したまま、テンションを切らさない方がいい時もあるけど、やっぱり休憩時間をいれることでみんなの頭を一瞬休ませて午後からの仕事に備える方がいい。
目的がはっきりしてると結果に対する努力も苦にならない。
支離滅裂だけどまあそういうことでヨロシク!
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