今週末の土曜日、僕は鶴見で映画を見て来ます。
僕は、原子力発電所を作ろうと白羽の矢を立てられた小さな村は、もれなく原発マネーをバラまかれた人たちはすっかり買収されて発電所が建てられたのかと思っていた。
この映画を監督した「かさこ」さんのブログに出ていましたが、
原発を作らせない人々という本によると
原発の計画が持ち上がりながらそこに発電所を作らせなかった村や町がなんと34もあるという。
福島第一原子力発電所が起こした事故で、
原発、そして放射性物質の危険性が僕らに知らされた、そう、思い知らされるようになったけど、
今から30年以上も前に、
「いつか必ず原発事故が起きる。危険な原発は建てさせない」と
住民が反対運動を行い、原発計画を断念させたのが
徳島県阿南市椿町の「蒲生田原発」と、和歌山県日高町の「日高原発」だ。
この二カ所は紀伊水道をはさんで、四国と和歌山の住民たちがお互いに協力し合って
原子力発電所の建設を断念させたんだ。
以下抜粋
南海トラフ三連動超巨大地震が心配される今、
全国各地の原発再稼働が争点となっているが、
なぜ彼らはチェルノブイリ原発事故や福島原発事故が起きる前に、
危険性に気づき、計画を追い出すことができたのか。
当時、反対運動に関わった住民などにインタビュー。
住民らの証言を中心に約100分の映像にまとめた。
抜粋終わり
世の中はお金だ!
経済さえ良ければそれで大丈夫!という政治家を選んでいる国民だらけの日本で
目の前の札束(本物の札束をくれるんだぜ)に背を向けて
自分の子供たちの未来のために原発を拒んだ人たちの映画を見て話を聞きに行くつもりです。
1/25(土)横浜鶴見で上映会
前売り券予約
または
kasakotaka@hotmail.com
宛てに、件名に「映画シロウオ前売券希望」と記入の上、
予約する枚数分のお名前フルネームをご連絡ください。
当日、前売券1000円でチケットを販売させていただきます。
とある。
正直なところ、こういう個人での上映ってすごく動員が大変なんだ。
お金をかけてメディアで宣伝もできないし、
そもそも広告業界からは目を背けたいテーマを扱ってるから。
この記事を読んで一人でも足を運んでもらえると、そして人生の中の100分を
原発について考えてもらえたらすごくうれしい。
この映画のカメラマンは僕の大先輩で、以前から僕も仕事をさせて頂いている
中井正義さん。
フィルム時代からカメラを回してるプロフェッショナルだから、無駄に回さず、的確に、そして簡潔に演出の意図を汲み取るカメラワークにはいつもとても助けられています。
最近ではもう一本、放射性物質に汚染された地域で、汚染ゼロのお米を作るために立ち上がった人たちを追ったドキュメンタリー
『天に栄える村』
http://www.sakuraeiga.com/tensaka/index.html映画の撮影もされています。
テーマは真面目な話だけど
堅苦しく考えないでさ、
映画には心の娯楽と栄養って側面もあるんだ。
夕方から鶴見の駅のあたりでビールでも飲んで、リラックスして映画を見よう。
よかったら見に来ませんか?
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