みんなは自分を信じてるかな?
僕はまるで信用してない。自分が行くバイク屋さんが信じられないってすごくイヤだよ。
時々、あそこのバイク屋に出したらネジ締め忘れてあった、なんて話を聞くけど、
人間がすることだから、そう言うことも必ずあるはず、ただ最後にキチンとチェックできるかどうか。
僕はバイク屋さんで改造しないので、自分で自分のバイクを直したり改造する。
だけど自分の記憶力も信じてない。
だからバラしたところはその作業が終ったら必ず完全にボルトを締めて乗れる状態にしておく。
悩んだり、考えながらやったことはあとでわかるようにノートに書き留めておく。
オイルが入ってないときは張り紙しておく。
リアサスにスペーサーを何枚入れたかなんて、人生ではどうでもいいことだけど、サスを分解せずに知りたくなる時が必ず来るはずなんだ。
それが走りながら改造するための一番大切なことだと思ってる。
もちろん僕は相当不完全な人間だから、どこか締め忘れたりすることがちょくちょくある。
ただ、公道に出る前にチェックして確認できたらいいんだ。
さて日曜日は富士スピードウェイでドラッグレースを見に行く約束をしていた。
前日にリアサスやったり、仕事が終わらなくて、きちんと各部をチェック出来なくて寝た。確か3時前だったと思う。
4時半には起きて6時にガボさんたちと海老名パーキングに行かなくてはイケナイ。
ここで寝坊しました。待ち合わせの時間に目が覚めました。
アラームは2個かけたのにまるで聴こえませんでした。
慌てて飛び起きて、支度してバイクに飛び乗りました。
家を出てしばらく走るといきなりクラッチがガクッンとユルユルになって、
それは単にワイヤーのアジャストするところにきちんとハマっていなかったのが原因で、
止まってワイヤーを引きなおして自分にイライラしながら出発。
ところがなんだかバイクが不調、すぐにパスって止まっちゃう。
まさにセルモーターを外して一度目なので止まってはキックしてた。
まあ他にも恐ろしいような後で考えると下らないトラブルがあってバイクを降りてみると、なんとプライマリーのオイルがダラダラ出てる。
原因はセルを取ったあとに自作して付けたフタ。ここに使うにはあまりにも薄いアルミの板を液体ガスケットで接着するみたいなその場しのぎのやり方でやってたんだ。
とりあえず今回の富士まで持てばいいだろうって思ってたら、
到着前にダダ漏れ。
家に戻って停めてからも
ぽたぽた落ちて来てる。
これは路上で気がつかなかったらいつの間にかミッションオイルがなくなって乾式クラッチになってしまうところだった。
ここでまだ7時ちょっと過ぎ。
しかし住宅地の悲しさ、まだ作業ができない。
さらに穴をすべてカバーするだけの厚みのある鉄板の在庫がない。
仕方ないのでアルミの板は平たく伸ばしてガスケット代わりに使いながら、
厚みのある鉄板でボルト間を固定することにした。
やや複雑な形なので、ボール盤で穴を繋いで切断。凸凹をヤスリで整える。
穴位置をポンチで打ってから
下穴を開けてから穴開け。
軽く塗装して完成。
プライマリーカバーを開けてプレートを付けて、
今日はもう行けないと思って落ち着いてもう漏れないように作業する。
以前からクラッチでちょっと気になってたところがあったのでそこも確認。
楽しそうなたこ焼きの画像が送られて来るけど、気にしないようにして
最後にフタをするまで作業に集中する。
フタをしておしまい。太陽はもう真上を越えてる。
夜になって少し涼しくなってきたので
チェックを兼ねて夜走りに行った。
もうこれで大丈夫!
ガボさん、約束の時間に行けなくてごめんなさい。
そして富士で会えなかったみなさん、本当に残念です。
バイクをきちんと直しておきますので、また遊んで下さい。
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