Tuesday, November 10, 2015

スポーツスターのボルトオンハードテールを自宅で作るやり方 その5

最近なんだかんだで毎日更新してるね
今日はいきなりクラシックレベルって名前の水準器からこんにちは

フレームの下側、シートとそれからトップブリッジの3カ所で水平を見る。

微妙な調整はタイダウンベルトをぎゅっと縮めて。
こういうのは治具とは呼べないが
僕は便宜上「治具に固定する」と言わせてもらう。
こうして水平を基準にしておけば少々地面が傾いていたって特に問題ない。

この状態でリジッドフレームの左右にジャッキを当てて高さを調整しながらタイヤで垂直を見る。
良さそうなところでフレームにマウントするボルトを締め付ける。

タイヤの垂直だけでは心配なので
アクスルの水平と平行も確認。


ジャッキとバイスプライヤーをフルに活用して計測して、良さそうなところで点付け
ジャッキはいくらあっても便利だよ
家が崩れた時は柱の間をジャッキで広げて人を助けることもできるし。

一方こちらはご存知AKO MCのリアアクスルプレートの位置決め風景。
整然とした工場に
きちんとした固定方法で、計測にも信頼が置ける気がする。


一方犬小屋では…

地面をのたうち回るコード類、
散らばる工具、
そもそも片付いてない作業スペース。
百歩譲ってもらってやってることは同じだったとしてもこれはひどい。

まったくひどい話である。



さてこのストップウォッチ
2分17秒89は
計測のスイッチを押してからiPhoneをポケットにしまって
1インチ3.2ミリ厚のシームレスパイプを金ノコで切ってまたiPhoneを引っ張り出して
ストップを押したタイム。

1インチパイプは2分ちょっとあれば切れる。
開先も手ノコでゴシゴシと切る。
まだ10時前なので音を出さずにね、
いろいろ気を使ってるんですよこれでも。


微妙な部分を直しつつ
サンダー杉山さんに教えてもらったやり方で、
あちこちに点付けを繰り返し、やっとタイヤは直立を保ち、
ほぼ溶接前の仮固定が決まった。

これからまたしてもバラして
溶接に入る。

そんな顔で見るなよ…
後で散歩に連れてってやるからさ。

つづく…




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