４年前、ナツはまだ元気で一緒にキャンプ行ったり
仕事にも行ってた。
日曜日の夜はみんなでステーキ食べに行ってから
目黒通りを走ってコーヒー飲んで来た。
初めは１６台くらいいたバイクもいつの間にかみんな帰っちゃって最後は紳士と二人、
初めは人がたくさんいたからけっこう近くに座ってたんだけど
誰もいなくなった時には不自然に近い距離の男二人。
１時を回ってもし彼が「帰りましょうか？」って言わなかったら
言葉少なく環八を眺めながら朝まで一緒に過ごしてたかも知れないと思うと
自分の不器用な青春時代を思い出さずにはいられません、
みなさんお元気ですか。
その日の昼間は犬号のフロントブレーキの調整と配線
それからネックの研究をしてた。
みんなが口を揃えて首が重いっていうスポーツスターのネックだけど
ちゃんと理由とルーツがあるんだ。
ともかくとかくBigtwinと比べられがちなスポーツスターだけど
そのルーツも進化の過程も全然違う道を進んで来ている。
例えばこのフレーム
ネックカップがないところ、
リアショックが一番後ろにあるところ
こんな感じね。
ちょっと２００３年までのエボスポーツにも共通する何かかあると思わないか？
ない？
まあないね。
いや、あるんだ。
僕はこの画像も実際のエボスポーツもアイアンの首も毎日眺めてるからわかる。
共通云々は別にしても
この写真をみて首が軽いとか重いとか考えないでしょ？
メインチューブは斜めに降りて来る僕らのと違って
水平に伸びるフレームを斜めから補強するような形になっている。
こういうこと。
ネックから後ろに伸びるこの水平のパイプを
こっちの写真では斜めに補強してる。
どっちもネックカップはなし。
犬号は水平を基調として
極端に下がったストラットも上側に切れ目を入れて水平に修正してる。
これなんか結構近い車体の感じ。短いスイングアームに大径タイヤ
やっぱりレースのバイクってカッコいいね
だんだん話が脱線して来ちゃったけど
装飾的なチョッパーもいいけど僕はちょっとレースを意識した形が好き。
このバイクからレースは感じない？
まあいいじゃないか。
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